
全国ケンコミ建築設計研究所
建築の基本要素の概念
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GAD-Certification
GADO Global Architectural Design-Organization
国際建築設計認定証
[学生研究部門]









Chapter.01 | Principles and Significance of the System
制度の理念と意義
1-1. 認定制度概要
GAD-Certification〈学生研究部門〉は、Global Architectural Design Organization(GAD-O)が運営する国際的な建築評価認定制度の一部門であり、建築を学ぶ学生による空間提案・設計研究・技術開発・批評的思考などの成果に対し、その構想力・思考の質・社会的意義を多角的かつ多次元的に評価・記録することを目的としています。本制度は、GAD-Oが構築した世界規模の建築評価データベースに基づき、定量評価アルゴリズムと専門的な設計観点を融合させた、学生提案を対象とする世界初の構造化された建築研究評価システムです。着想の独自性やテーマ設定の鋭さ、空間的構成力、理論との接続、社会課題への応答など、学生による提案ならではの思考の深度と広がりを立体的に読み解きます。
評価とフィードバック
提出された提案・研究に対しては、単なる認定証の発行にとどまらず、定量スコアと分析根拠を記したフィードバックレポート(詳細分析図書)が発行されます。このレポートには、GAD-O独自のアルゴリズムによる多軸評価スコアに加えて、各観点に対する専門家からのコメントが付されており、学生にとっては自己の設計思考を客観的に振り返り、再構築するための知的補助装置として活用できます。
社会的活用と価値
GAD-Certification〈学生研究部門〉の認定を取得することで、学生は自身の研究や設計提案を、国際的かつ客観的に証明することが可能となります。これは、進学・留学・就職・奨学金申請・コンペ応募など多様な場面において、自身の設計力・構想力・批評性を裏付ける指標として機能します。さらに、教育機関にとっては、教育成果や学生の思考の質を外部評価によって可視化する実証データとしても活用可能です。
知的文化資産としての認定
本制度は、学生の設計・研究成果を一過性の課題としてではなく、建築文化の未来を担う知的資源として継承することを目指しています。それは、単に「評価される」ことを超えて、自らの思考を言語化し、設計という行為を社会とつなぐプロセスの記録となるものです。GAD-Certificationは、学生にとって最初の建築的対話の場であり、未来へと接続される設計言語の足場となります。
認定証・認定コード・公開媒体
すべての認定提案には、評価結果を示す認定コードと公式認定証が発行されます。これらの情報は、GAD-O公式ウェブサイトで照会可能であり、さらに**D2C型のインディペンデント出版書籍(オンデマンド出版・記録集)**において、年次ごとに編集・掲載・保存されます。こうした記録は、将来にわたって建築的思考の軌跡を辿るための貴重な文化資産として蓄積されていきます。
1-2. 認定証の活用について
GAD-Certification〈学生研究部門〉は、建築を学ぶ学生が取り組んだ設計提案・空間研究・技術開発・理論的考察などに対し、それらに内在する構想力・設計的思考・社会的視点を国際的評価軸に基づいて多面的に認定する制度です。発行される認定証およびフィードバックレポートは、学生の設計・研究成果を単なる学内課題としてではなく、社会とつながる知的営為として位置づけるツールです。これにより、作品の意義と質が第三者の視点で裏付けられ、以下のような多様な場面での活用が可能になります。
◎ ポートフォリオ・進学・就職活動における活用
→ 国際基準に基づく評価を通じて、設計力・構想力の信頼性を提示
→ 自身の提案・研究の価値を客観的に伝える資料として、進路選択における強力な支援材料に
◎ 卒業設計・修士設計・研究発表時の提示資料として活用
→ 評価付き提案として位置づけることで、設計思想の根拠と構想の精度を補完
→ 学内外での審査・プレゼンテーションの説得力を高める
◎ 学生コンペ・展覧会・論文応募時の補足資料として活用
→ 「評価済研究・構想」として作品の意義を補強
→ 他者との比較が求められる場で、外部評価付きの実績として差別化
◎ 留学・奨学金・国際交流・ビザ申請における提出資料として活用
→ GAD認定により、国際的視点と設計的能力を可視化
→ 国境を越えた活動への信頼性と認知度を確保
◎ 設計思考の内省・将来構想の再構築のために
→ フィードバックレポートの内容を通して、自身の強みと課題、思考の癖を把握
→ 研究・設計を継続する際の思考の足場となる
◎ 教員・教育機関にとっての活用
教育成果の可視化
→ 学生の作品に対する外部評価として、教育効果の証明資料に
◎大学案内・展示・広報への展開
→ GAD認定実績として紹介し、教育の質と学習成果の社会的発信に貢献
◎ 公共機関・研究助成団体・建築文化関係機関にとって
→ 若手建築人材の構想力と設計的視座を示す資料として活用可能
→ 知的文化資産としての記録・アーカイブによる、次世代の建築的対話への基盤づくりに
GAD-Certification〈学生研究部門〉は、設計や研究を「評価される成果」として終わらせるのではなく、建築的思考を社会に接続し、未来へと継承するプロセスの一部として位置づけます。その認定証とレポートは、学生が自身の提案と向き合いながら、建築を語り、問い直し、育てていくための最初の道具となるのです。
1-3. 運営組織
Global Architectural Design Organization(GAD-O)一般社団法人 国際建築設計機構
GAD-Certificationは、建築の国際的評価と文化的継承を目的として設立された非営利組織「GAD-O(Global Architectural Design Organization)」によって運営されています。本組織は、認定制度の設計・運用・分析・記録を担う複数の専門部門で構成されており、それぞれの知見と役割に基づいて制度を支えています。
◎ 認定制度部(Certification System Department)
認定制度全体の設計・運用・監修を担う中核部門です。評価基準の整備、アルゴリズム管理、審査プロセス設計、認定記号発行・登録・公開管理など、GAD-Certificationの制度的信頼性を確保します。
◎ 建築設計研究/技術開発部(Architectural Design Research & Innovation Department)
評価項目に関する理論的検証や、審査精度向上のためのAI解析・定量化手法の開発を担います。国内外の建築事例のデータ分析やアルゴリズム評価手法の継続的アップデートを行い、制度の学術的裏付けと技術的進化を推進します。
◎ 出版・記録部(Publication & Archival Department)
認定作品の公開・記録・アーカイブを担う部門です。GAD-Certificationの認定情報を年次レポートや公式書籍(D2C型出版)として編集・発行し、社会に開かれた形で建築文化の記録と継承を実現します。また、評価データの保全と一般公開、公式ウェブサイトの情報管理も担当します。


Chapter.02 | Definition and Conditions of Eligibility
認定対象と条件
2-1. 認定対象の条件
GAD-Certification〈研究・学生部門〉では、大学・大学院・建築教育機関・研究機関などで制作された設計作品・研究提案・社会提言的構想を対象とし、設計者の思考過程・実験性・提案力を多角的に分析・記録します。卒業設計をはじめとする学術的・教育的価値を持つ設計成果を、次世代に継承する知的文化資産として認定します。
◎教育機関または研究環境下で制作された作品であること。大学・大学院・専門学校・研究機関等における教育・研究活動の一環として制作された作品であり、自己研鑽または学術的目的をもって発表されたものであること。
◎実現の有無を問わず、構想・空間構成・社会的視座が明確に示されていること。現実の建設計画に限らず、架空や仮設的な構想も含め、提案の背景や設計意図、空間的構成、および社会的・環境的課題に対する独自の視点が論理的に示されていること。
◎多様な形式で建築的構想が表現されていること。CG、模型、図面、スケッチ、論考、映像、インタラクティブメディア、アプリケーション、プログラミング、データ可視化など、多様なメディア・表現技術を通じて、研究・提案の内容が視覚的かつ概念的に具現化されていること。
2-2. 認定対象のデザイン
建築・都市・空間に関する設計的思考・実験・研究成果を対象とし、空間的構想力、論理性、創造性、社会的射程、技術的視野に基づく多面的な学術的・設計的貢献を評価します。
◎ Architectural Design(建築デザイン)
住宅、集合住宅、公共施設、商業建築、教育・医療施設、宗教施設、産業施設、文化施設、リノベーション建築など、建築空間の構想・構成・完成度を主軸とする設計作品。建築空間に関する構想・設計提案と、それに付随するリサーチ・理論展開を含む研究成果。課題作品、卒業設計、修士設計、設計論文などが該当。
◎ Urban-Architectural Design(都市デザイン)
再開発、街区再編、複合施設、都市景観と一体化した建築など、都市的スケールでの空間制御と建築的統合性が認められるプロジェクト。
◎ Interior-Architectural Design(インテリアデザイン)
建築と一体で設計された内装空間(住宅・店舗・ホテル・展示空間等)において、建築的空間構成・素材・光環境などの統合性が評価対象となるもの。身体感覚・感性・素材・光・時間性などに注目した空間体験の設計的研究。展示設計、家具スケールの設計研究、感覚環境系スタディなども含む。
◎ Landscape-Architectural Design(ランドスケープデザイン)
地形操作・緑化・舗装・外構・水景・屋外家具・人の導線などが、建築と一体化された空間体験として設計されている作品。
◎ Structural-Integrated Design(構造デザイン)
空調・換気・採光・給排水・エネルギー循環等が、建築の空間構成や環境性能と一体化し、設計的に高度な統合を実現しているもの。折板構造、テンション構造、自由曲面などを扱う提案・実験。
◎ Environmental & MEP-Integrated Design(環境設備デザイン)
空調・換気・採光・給排水・エネルギー循環等が、建築の空間構成や環境性能と一体化し、設計的に高度な統合を実現しているもの。パッシブデザイン、地域エネルギー、マテリアル実験を含む。
◎ Construction-Driven Design(施工デザイン)
デジタルファブリケーション、地域工法、構築プロセス、DIY/プロトタイピング等を主題とする制作・構築系研究。素材実験、ロボティクス、組立・変形・可動構造の研究なども該当。
※ 卒業設計・修士設計・スタジオ課題 も認定可
大学・大学院等のカリキュラム内で制作された建築・都市提案。設計的完成度や構想性が一定水準以上であり、教育的成果としての意味を持つもの。
※ 試験運用中 も認定可建築・都市に関するリサーチ提案 も認定可
空間・構法・地域分析などに基づく研究的設計プロジェクト。調査・考察・構成を通じて明確な設計提案へと展開されていること。
※ 社会提言型プロジェクト も認定可
建築的な視点から社会課題へのアプローチを試みた構想提案(福祉、災害、文化、教育など)。設計を通して社会的メッセージや将来像を提示していること。
※ 実験的・テクノロジー融合型プロジェクト も認定可
VR・AR・パラメトリックデザイン・アルゴリズム・AI・ロボティクス等を用いた設計。技術的実験を通じて空間構成や建築の可能性を提示していること。
本部門では、学生・若手設計者の思考を正確に可視化・記録し、将来的な設計者像の形成や学術的キャリアの支援にも資することを目指しています。認定を通じて、自己評価と第三者評価の両面から設計力を客観化し、進学・就職・研究発表など様々な文脈での活用が可能です。学外での展示・受賞歴のある作品も対象となります。複数人による共同制作の場合は、個人単位での主たる貢献を明記することで申請可能です。再申請や継続研究に基づく発展提案も随時受け付けています。
2-3. 申請者と認定名義について
GAD-Certification〈研究・学生部門〉では、建築・都市・空間に関する設計的研究・提案・理論的構築に実質的に関与した個人または組織が認定申請を行うことができます。多様な研究・教育・実験の体制に対応しており、認定証の名義(個人・所属機関・連名など)は自由に複数登録可能です。登録された申請者情報は、論文・展示・ポートフォリオ・進学・就職・発信活動などにおいて自由に使用できます。
◎ 所属機関名の登録
申請者が在籍している大学・大学院・専門学校・研究室・スタジオ・ゼミ等の所属機関名を登録することができます。複数の教育機関・研究機関との共同制作である場合は、認定を希望する機関のみを登録してください。認定証には、登録された機関名が名義として明記されます。
◎ 代表研究者・設計者名の登録
研究や提案を主導した**代表学生(または学生グループの代表)**の氏名を登録します。代表者は、研究構想の立案、分析・設計の統括、成果物の作成などに中心的に関与した人物である必要があります。代表者は1名でも複数名でも構いませんが、それぞれの貢献領域を明記することが望まれます。
◎ グループ内学生メンバーの登録
同一の研究プロジェクトに参加した複数の学生メンバーの氏名を併記することが可能です。役割分担(設計、分析、資料作成、プレゼンテーション等)が明確であれば、共同研究者・共同設計者として認定証に記載され、各自が履歴・成果として活用できます。
2-4. 言語について
GAD-Certificationでは、世界中の建築提案・研究・実現作品を公平に評価するため、多言語による審査体制を整備しています。応募者は、自身の作品や設計意図を下記の言語で提出することが可能です。
◎ 高精度審査可能言語(High Accuracy)
以下の言語では、GAD-O独自の評価アルゴリズムおよび専門審査チームによる高精度な分析・フィードバックが可能です。世界的な使用状況に基づき、提出・国際発信・進路形成などの幅広い用途にも対応します。
英語(English) 話者数:約15億人/カバー国:約90カ国以上→ 国際標準言語として最高水準の審査精度。すべての審査項目に完全対応。
日本語(Japanese) 話者数:約1.25億人/カバー国:日本中心→ 文化的文脈や建築用語に特化した精密対応。国内評価に最適。
中国語(簡体・繁体) 話者数:約12億人/カバー地域:中国本土・台湾・香港等→ 大規模話者に対応。簡体・繁体の両方に対応。
韓国語(Korean) 話者数:約8,000万人/カバー地域:韓国・北朝鮮→ 論理構成の把握精度が高く、設計意図の翻訳精度に優れる。
フランス語(French) 話者数:約2.7億人/カバー国:約30カ国以上(欧州・アフリカ圏)→ 国際建築文化への応用に強く、多地域評価に適す。
ドイツ語(German) 話者数:約1.3億人/カバー国:約6カ国→ 建築論・空間理論に強み。構成分析精度が高い。
スペイン語(Spanish) 話者数:約5億人/カバー国:約20カ国以上(中南米・欧州)→ 国際アワードや実務提案との親和性が高い。
ポルトガル語(Portuguese) 話者数:約2.6億人/カバー国:約10カ国(ブラジル含む)→ 南米地域での展開や都市提案で活用可能。
イタリア語(Italian) 話者数:約6,000万人/カバー国:主にイタリア→ 建築史・設計理論との親和性が高い分野で精密対応。
ロシア語(Russian) 話者数:約2億人/カバー国:約10カ国以上(旧ソ連圏含む)→ 構成・構造に関する文脈理解に優れる。
アラビア語(Arabic) 話者数:約3.7億人/カバー国:約20カ国以上(中東・北アフリカ)→ 多方言体系を統一的に処理可能。文化背景も反映。
ヒンディー語(Hindi) 話者数:約3.4億人/カバー国:インド中心→ 多様な社会的提案に対応。将来的な発信力に強み。
◎ 中精度審査可能言語(Medium Accuracy)
以下の言語では、構成理解や設計の主要要素の評価が可能ですが、細かなニュアンス・抽象的表現の精度において若干の制限があります。可能であれば英語との併記を推奨します。
タイ語(Thai):東南アジア圏に対応。要点の把握に強み。
ベトナム語(Vietnamese):都市・住宅提案の基本的な文脈理解に対応。
インドネシア語(Indonesian):大規模社会提案・都市構想に利用可能。
チェコ語(Czech):主に中欧地域の表現に対応。簡潔な構成に最適。
ポーランド語(Polish):社会課題系の構成提案に対応可能。
フィンランド語(Finnish):環境・持続可能性系の提案理解に強み。
スワヒリ語(Swahili):東アフリカ圏の基本提案に対応。
アムハラ語(Amharic):エチオピア圏の社会的建築提案に対応可能。
◎ 審査非対応の言語・表現形式
以下の言語・記述形式では、審査・評価の精度を担保できないため、対応しておりません。
先住民語(例:ナワトル語、マオリ語など)
人工言語(例:エスペラント語、トキポナなど)
古代語(例:ラテン語、サンスクリット語)
スラング・強い口語表現・非構造的言語


Chapter.03 | Apply
応募
3-1. 応募の流れ
GAD-Certificationへの応募は、すべてオンラインで受け付けています。
年間を通じていつでも応募が可能で、提出された順に審査・認定が行われます。特定の応募期間を待つ必要はありません。
① 提案書様式(指定フォーマット)を記入する
② 提出データのファイル名を指定形式で命名する
提出するすべてのファイル(PDF/画像/動画/図面など)について、以下の命名形式を使用してください:
記載内容: 「応募者メールアドレス_作品名_ファイル内容」
記載例 : 「sample@example.com_MuseumProject_CG1.jpg」
③ 提案書および提出データをデータ転送サービスでURLリンクを作成する。
提案書様式とすべての提出データを、以下いずれかのサービスで1つのフォルダにまとめてください:
・データ転送サービスはギガファイル便、WeTransfer、Dropbox、Google Drive などを推奨とする。
・有効期限7日以上でダウンロード可能な状態に設定すること
④ 公式サイト応募フォームから提出する。
・GAD-Certification公式サイトの応募フォームにアクセス。
・フォームに基本情報を入力し、作成したURLリンクを添付する。
・審査料の支払い手続きを完了する。
・応募完了。
3-2. 提出物
GAD-Certificationでは、すべての応募者に対し、提出作品の形式に一定のガイドラインを設けています。これは、審査の公平性・客観性・分析の正確性を担保するためのものであり、以下の要件に従ってご提出ください。
【必須提出物】
■ 提案書 Excel 様式 or PDF 様式( 必須 )
◎ 提出者情報
提出の目的:研究・提案に実質的に関与した学生本人の情報を正確に記録し、認定証の発行名義(個人名または指導教員との連名)を適切に設定するため。フィードバック送付や、後日の照会・掲載にも使用されます。
◎ 提案概要
提出の目的:プロジェクトのテーマ、研究対象、対象地域、提案内容、学年・所属などの基本情報を整理し、評価の前提となる背景を共有するため。また、アーカイブとしての記録保持にも資します。
◎ 提案文章・研究レポート[作文]
提出の目的:研究の目的、着眼点、方法論、設計意図、結論、社会的意義などを言語化し、学生としての視点・仮説・思考プロセスを伝えることを重視します。建築設計・理論研究・調査研究・社会実験等、いずれの形式でも構いません。
【任意提出物】
◎ ビジュアライゼーション資料(任意)
内容例:図面、スケッチ、CG、写真、インフォグラフィック、動画など。研究や提案の空間性や視覚的な伝達力を補完するもの。
評価項目:空間理解、構想の伝達力、表現技術、メディア活用
提出形式:JPEG、PNG、MP4、MOV、スライド形式、動画リンク等
◎ 模型・実験資料(任意)
内容例:研究に付随する模型(構造実験、空間模型、マテリアル実験など)、記録写真や映像。プロトタイピングや空間検証を含む。
評価項目:検証の妥当性、構築技術、創造性
提出形式:JPEG、PNG、MP4、MOVなど
◎ 分析・調査資料(任意)
内容例:実測図、統計調査、文献レビュー、GIS分析、ヒアリング記録、エスノグラフィー、ユーザー観察結果など。研究対象の把握と仮説立証に関連する資料。
評価項目:分析の精度、方法の妥当性、情報処理力
提出形式:PDF、JPG、Excel、Word、PowerPointなど
◎ 設計図・構成図(任意)
内容例:建築提案を含む場合、配置図・平面図・断面図・構成図・詳細図など。概念図、ダイアグラム、アイソメ等でも可。
評価項目:空間構成力、提案の明瞭性、論理性
提出形式:PDF、DWG、JPG、SKP、AI等
◎ 検討資料や定例資料( 任意 )
提出内容:構想段階でのスケッチ、アイデアノート、マスタープラン、ゾーニング、動線計画、構造案の比較、設計定例会の記録、意思決定の過程資料など。設計者がどのようなことを考えたか、設計の「思考過程」としてのプロセスを重視する資料。計画の妥当性/設計プロセス/合意形成。
評価項目:論理的構成力、試行錯誤の痕跡、課題解決の創造性、他者との協働・検討履歴
提出形式:◎PDF、◎JPG、〇Word、〇PowerPoint等
◎ 設計図面( 任意 )
提出内容:建築計画に関する正式図面全般。基本設計図、実施設計図、確認申請図、施工図、納まり図、竣工図など、設計段階に応じて適宜提出。空間構成、構造体系、仕上げ、ディテール、法適合性などを示す。空間計画/構造設計/法規制対応/施工的合理性
評価項目:設計の整合性、寸法精度、構造と空間の連動、施工可能性、図面表現力
提出形式:◎PDF、〇JPG、〇DWG、〇DXF、〇JWW等
◎ 使用言語について
提出資料は、GAD-Certificationで対応する高精度審査言語に準拠してください。
詳細は【1-2. 認定対象の対応可能言語】をご参照ください。
3-3. 応募費用
GAD-Certificationは、無料で応募可能な国際的認定制度です。
建築設計における客観的評価と能力証明を通じて、グローバルな建築文化の質的向上に寄与することを目的としています。
3-4. 支払方法
A. クレジットカード/デビットカード(Stripe連携)
対応ブランド:Visa、Mastercard、American Express、Discover、JCB、Diners Club、China UnionPay など
対応通貨:135以上(自動換算処理)
即時決済・領収書自動発行対応
B. 銀行振込(法人専用/要事前連絡)
海外送金(SWIFT等)対応
手数料は応募者負担
少額送金・個人送金は不可
必要な場合、請求書と振込先情報をPDFで発行します
◎ キャンセル・返金ポリシー
原則として返金不可となります。
審査未着手前の申請取り消しのみ、事務局の判断により例外対応する場合があります。
再申請時は登録手数料の免除または割引措置が適用される場合があります。
◎ 請求書・領収書の発行
登録完了後、PDF形式の領収書を自動送信いたします。
法人でのお申し込みの場合、請求書の発行・登録情報の法人名記載に対応いたします(要申請)。
◎ 注意事項
※本登録費用は**「1作品=1申請単位」**として適用されます。
※複数作品の提出には、それぞれ別途審査料・発行料が必要となります。
※GAD-C認定制度は非営利機構による国際評価プロジェクトであり、費用はすべて運営および評価インフラの維持・研究開発に充当されます。


Chapter.04 | Evaluation
審査
4-1. 審査方法
GAD-Certificationでは、すべての応募作品に対し、構造化された5段階の審査プロセスを通じて、客観的かつ多面的な評価を実施します。各ステップは、応募者の意図と成果を的確に把握し、評価結果に透明性と再現性をもたせるために設計されています。
① 基本情報登録・データ紐付け 所要期間:数日程度
Registration and Data Linking
応募者によって提出された提案書および補足資料から、以下の情報をデータベースに登録・管理します。
・応募者情報
・認定カテゴリー
・建築作品の基本情報(名称、規模、用途、地域、竣工年など)
また、提出形式の不備や判定不能項目の有無を事前にチェックし、審査に適したデータ構造を整備します。
② 要素分析 所要期間:数日程度
Proposal Content Parsing
提出された各種資料(提案書、図面、模型写真、CG、動画等)を対象に、以下の2軸で前処理分析を実施します
・提案要素:設計構想、空間構成、機能配置などの建築的内容
・表現要素:プレゼンテーション、視覚的伝達、構成方法などの表現技術
これらの要素が、どの程度の密度・頻度・表現強度で含まれているかを、自然言語処理(NLP)と画像解析により定量化します。
③ 特性分析 所要期間:数日程度
Design Trait Mapping
STEP 2と同様の提出資料に対し、提案・表現に内在する設計特性を抽出・数値化します。対象となる特性には以下のようなものがあります:
・創造性(Creativity)
・論理性(Logical Coherence)
・技術性(Technical Skill)
・社会性(Social Impact) など
提案要素・表現要素・各要素間の関係から、これらの特性がどの程度含まれているかを構造的にモデル化し、客観的に可視化します。
④ 相対評価 所要期間:0.5週間程度
Objective Benchmark Evaluation
要素分析および特性分析の結果を、過去の認定作品を含む評価データベースと統合し、相対評価を行います。
・提案・表現のすべての項目について順位づけを実施
・注力分野や得意領域を明示
・設計者が有する内在的な能力や価値傾向を数値的に可視化
これにより、作品ごとの特徴や設計者の個性を定量的に把握できます。
⑤ 定量評価 所要期間:0.5週間程度
Quantitative Scoring and Ranking
要素分析・特性分析・相対評価の結果を統合し、以下の内容についてスコアリングとランキングを行います:
・世界・地域・組織ごとの順位算定
・提案要素、表現要素、各種特性の総合スコア
・特定分野での顕著な能力や価値観の抽出と定量評価
これにより、単なる合否だけでなく、どの分野に強みがあるかを明確に評価します。
⑥ 詳細分析図書の作成 所要期間:1週間程度
Comprehensive Feedback Report
すべての提出作品に対して、個別の**詳細分析図書(フィードバックレポート)**を作成・発行します。
・定量評価を基にしたグラフ・スコア分布の可視化
・分析結果に対する定性的な評価文の構成(総評・分野別講評)
・類似事例の提示(先行建築、建築家、書籍、論文等)
これにより、作品の建築史的・国際的ポジションを明示し、今後の学習・設計活動に活用できる資料とします。
※本レポートは認定証とは別に発行され、外部公開は行いません。
⑦ 認定証の作成 所要期間:1週間程度
Certification Issuance
認定証の発行は、GADOが定める国際基準に基づき、絶対評価によって合否を決定します。
・単一の最優秀評価ではなく、提案・表現・特性の各項目ごとに複数認定を実施
・特出する分野や能力に対して、分野別認定を明示
これにより、単なる序列でなく、建築的能力の多様性・個性を重視した柔軟な認定が可能となります。
4-2. 審査の所要時間
GAD-Certificationでは、提出されたすべての作品に対して、精密かつ多段階の審査を行っています。標準審査期間およびスピード審査の概要は以下のとおりです。
◎ 標準審査
所要期間:おおよそ3~5週間(全7ステップ合計)
審査は以下の7ステップで構成され、一部の工程は並行処理されるため全体として効率化されています。審査件数が集中する時期(例:年度末・学期末・大型コンペ締切前)には、最大6週間程度かかる場合があります。進行状況は、応募者専用ダッシュボードにてリアルタイムで確認可能です。
◎ 優先審査
緊急性の高い応募案件や法人向け評価用途に対応するため、優先審査オプションを用意しています。スピード審査の可否は【事前相談制】です。希望する納期や状況をヒアリングの上、審査体制の調整を行います。審査資料の簡略化や形式統一の要請、追加費用が発生する場合があります。詳細は相談時にご案内いたします。GAD-Certificationの品質基準は維持され、スピード審査でも正規審査と同様の評価基準が適用されます。
高速審査・・・約2週間程度 公共提案の期限対応、法人の人事評価資料、教育機関の成績反映など
最短審査・・・約1週間程度 コンペ応募直前、契約審査対応、急なプレゼンテーション・出張案件など
◎ お問い合わせ・事前相談
優先審査を希望される場合は、公式サイトの【お問い合わせフォーム】またはメールよりご連絡ください。
4-3. 審査員と評価体制
GAD-Awardは、建築設計における提案力と表現力を多角的かつ客観的に評価するため、専門性と公平性を兼ね備えた審査体制を構築しています。
◎ 評価基盤システム:GAAS(Genius Architect Assessment System)
本認定制度の根幹には、GADOがAI技術をもとに開発した独自の評価システム「GAAS」が導入されています。
Jury On-board : Genius Architect Assistant System(GAAS)
Jury Benchmark :GAAS-1G-Version.2
Sense of value :World standard
Renewal Fiscal Year :2025/06/01
◎ 審査員
GADOの懸賞制度部の社員及び役員が、評価基盤システムを用いて複雑な審査プロセスを進行します。
◎ 審査委員長
GADOの会長、日本人建築評論家兼建築家であるYusuke Shimizuが、評価基盤システムを開発設計、モデル構築、審査プロセスを監督します。
GAD-Certificationの審査体制は、AIによる精密な分析と、建築評論家兼建築家の監修の統合による、世界でも類を見ないハイブリッド型の認定評価モデルです。公平で信頼性の高い評価体制を通じて、建築文化の透明性と国際的接続性を推進してまいります。


Chapter.05 | Certification
認定
5-1. 認定方針
GAD-Certification〈学生研究部門〉は、大学・大学院・専門機関に所属する学生による建築設計提案、都市構想、理論研究、技術開発などの学術的成果を対象に、その思考の深度・創造性・論理性・社会性を多次元的に評価・認定する制度です。本制度では、学生の設計・研究成果に対して、GAD-Oが蓄積する学生作品・若手提案の国際データベースとの相対比較を実施し、評価軸ごとの定量スコアを導出します。各軸において、国際平均値を上回る成果が認められた場合、該当軸での認定を付与します。
評価結果は、標準化された認定記号(例:GAD-Certificate〈学生研究部門〉 WS-HD-1293/568[635491])として記録され、設計特性、達成度、分野分類、スコアの可視化を通じて、応募者の能力を明確に伝える資料となります。本認定は、ポートフォリオや進学・就職活動における客観的証明として、また教育機関においては評価済成果としての教材化・研究指導への活用が可能です。さらに、アワード応募、留学申請、国際発表などにおいても、学生の潜在能力を可視化する国際認定指標として広く活用されています。
5-2. 認定番号
認定番号(認定記号)は、以下の形式で統一的に構成され、評価の大分類・設計傾向・取得スコア・世界基準スコア・評価対象件数を明示するものです。これは、設計者の設計特性と達成度を視覚的に伝える国際的評価指標となります。
表記例:
◎ GAD-Certificate〈学生研究部門〉 WS-HD-1293/568[635491]
WS:審査基準コード(Works Standard)
HD:認定分類コード
1293:取得スコア(多軸評価による加重合算値)
568:世界平均スコア(該当カテゴリーの国際平均)
[635491]:認定時点での評価対象作品数(累計)
5-3. 認定証の発行について
提出作品に対して、GAD-O独自の多軸評価アルゴリズムに基づき、各評価軸における定量スコアを導出します。各軸のスコアは、国際的な基準データベースに基づいた平均値との比較により相対評価されます。審査の結果、特定の評価軸において国際平均値を上回る成果が確認された場合には、該当軸に対してGAD認定証を発行します。
① 応募
応募者は、公式ウェブフォームを通じて、所定の形式に従い自身の作品を提出します。
応募は完全無料で、1名につき複数作品の提出が可能です。設計課題、卒業設計、コンペ案、研究成果など、ジャンルを問わず提出可能です。
② 審査
GAD-Oの評価委員会により、提出作品に対して10〜12の評価軸に基づく定量審査が実施されます。
この審査では、GAD-Oが構築した国際的データベースを参照しながら、作品の特性と水準を多角的に数値化し、各軸ごとの達成度を客観的にスコア化します。
③ 審査結果の通知(認定の可否)
審査結果は、応募者が登録したメールアドレス宛に通知されます。
各評価軸におけるスコアの解析に基づき、国際平均値を上回る水準に達した評価軸については「認定可能」と判断され、その認定カテゴリが明示されます。
これにより、応募者は自身の設計の強みや達成領域を明確に把握することができます。
④ 認定の申請手続き・認定料の納付
認定証の取得を希望する場合は、審査結果通知に基づき、認定カテゴリを選択のうえ所定の手続きを行い、認定料を納付してください。
認定証は1カテゴリごとに ¥3,300(税込)または $20.00で発行可能です。複数のカテゴリで認定が認められた場合には、任意のカテゴリを選択して取得することができます。
取得した認定証は、各評価軸における優れた成果を証明する客観的な指標となります。
⑤ 認定証の発行と公開
認定料の決済完了後、選択された認定カテゴリに応じて、認定証(PDF形式)がマイページ上に発行・提供されます。
すべての認定証には、GAD-Oによる固有の認定番号が付与され、進学・就職活動・国際応募等における提出資料として利用可能です。
また、第三者によるオンライン認証照会システムも提供されており、企業や教育機関等が真正性を確認できる仕組みとなっています。
この認定制度を通じて、設計者の成果を定量的に可視化し、国際的な信頼性と評価の獲得を支援します。ぜひ、本制度をご活用ください。
5-4. 詳細分析成績証明図書の発行について
詳細分析成績証明図書は、作品に対して導出された各評価軸の定量スコアをレーダーチャートや数値指標として一覧化した分析資料です。
本証明図書には、各軸におけるスコア・国際平均値・偏差値・評価分布に加え、全体順位や総合レーティングが記載されます。
また、認定証の付与有無に関わらず、設計者自身の立ち位置や設計傾向を客観的に把握する手段として、進学・就職・研究活動等における活用が可能です。
① 応募
応募者は、公式ウェブフォームを通じて、所定の形式に従い自身の作品を提出します。
応募は完全無料で、1名につき複数作品の提出が可能です。設計課題、卒業設計、コンペ案、研究成果など、ジャンルを問わず提出可能です。
② 審査
GAD-Oの評価委員会により、提出作品に対して10〜12の評価軸に基づく定量審査が実施されます。
この審査では、GAD-Oが構築した国際的データベースを参照しながら、作品の特性と水準を多角的に数値化し、各軸ごとの達成度を客観的にスコア化します。
③ 審査結果の通知(認定の可否)
審査結果は、応募者が登録したメールアドレス宛に通知されます。
各評価軸におけるスコアの解析に基づき、国際平均値を上回る水準に達した評価軸については「認定可能」と判断され、その認定カテゴリが明示されます。
これにより、応募者は自身の設計の強みや達成領域を明確に把握することができます。
④ 認定の申請手続き・認定料の納付
認定証の取得を希望する場合は、審査結果通知に基づき、認定カテゴリを選択のうえ所定の手続きを行い、認定料を納付してください。
認定証は1カテゴリごとに ¥3,300(税込)または $20.00で発行可能です。複数のカテゴリで認定が認められた場合には、任意のカテゴリを選択して取得することができます。
取得した認定証は、各評価軸における優れた成果を証明する客観的な指標となります。
⑤ 認定証の発行と公開
認定料の決済完了後、選択された認定カテゴリに応じて、認定証(PDF形式)がマイページ上に発行・提供されます。
すべての認定証には、GAD-Oによる固有の認定番号が付与され、進学・就職活動・国際応募等における提出資料として利用可能です。
また、第三者によるオンライン認証照会システムも提供されており、企業や教育機関等が真正性を確認できる仕組みとなっています。
この認定制度を通じて、設計者の成果を定量的に可視化し、国際的な信頼性と評価の獲得を支援します。ぜひ、本制度をご活用ください。
5-3. 認定証照会ページ
GAD-Certificationでは、認定された建築作品および設計者に関する情報を、GAD-O公式ウェブサイト上の照会ページにて公開・閲覧可能な状態で整備しています。本機能は、認定制度の透明性・社会的信頼性を担保するために設けられたものであり、設計成果の公開性と設計者の評価履歴を国際的に接続する仕組みです。
◎ 掲載内容(GAD-Certified List)
照会ページには、以下の項目が認定者の同意に基づき掲載されます:
・認定作品名・プロジェクト概要(匿名可)
・認定者、企業もしくは所属(匿名可)
・認定記号(例:GAD-Certificate〈竣工建築部門〉 WS-HD-1293/568)
・評価項目・達成軸の概要(提案要素/表現力/設計特性など)
これらの情報は、建築の専門性・社会性・国際的通用性を示す客観的なプロフィールとして、履歴書・作品集・公共調達資料・アワード応募資料等への引用が可能です。
◎ 検索機能
ウェブ上の照会ページでは、以下の条件に基づいて認定情報を検索・フィルタリングできます。
・認定番号/氏名/プロジェクト名による直接検索
・設計分野別(住宅/公共建築/リノベーション等)の絞り込み
・評価軸別(創造性/論理性/社会性 等)のランキング表示
・国・地域別の絞り込み
この機能により、GAD-Certificationの認定実績を多角的に閲覧・活用することが可能となり、建築家と社会の知的接続の基盤を形成します。
◎ プライバシーと掲載同意
照会ページへの掲載は、すべて認定者の事前同意に基づいて行われます。
匿名での掲載、または一部情報の非公開(例:氏名・組織名の非表示)にも柔軟に対応しており、プライバシー保護と発信機能の両立を図っています。
5-4. 書籍出版
GAD-Certificationでは、審査・認定されたすべての建築作品について、知的文化資産として社会的に記録・継承するため、年次刊行書籍および記録媒体を通じて公開・発信を行っています。
本制度における書籍掲載は、単なる受賞リストや結果発表にとどまらず、建築作品の設計的価値・分析結果・社会的意義を包括的に記録する知的出版活動であり、制度の透明性とアカデミックな信頼性を担保するものです。
◎ 書籍の構成と内容
年次で刊行されるD2C型オンデマンド書籍の出版は、以下のような構成で編集されます。
・認定作品一覧(作品名・設計者・認定記号・評価軸別スコア)
・代表作品の詳細分析(図面・写真・審査講評・分析チャート)
・年度別の評価傾向と社会的動向の考察(編集委員による分析レポート)
・審査委員・GAASによる統計的観察(スコア分布・特性別傾向)
この書籍は、国際建築文化の動態を記録する年鑑資料としての性格を有し、教育・研究・社会評価の場で幅広く参照されます。
◎ 書籍掲載の意義と活用
認定された建築作品を長期的に記録・保存し、将来の比較分析や文化的蓄積の礎とする。
・認定者にとっては、自らの設計思想や提案を国際的に発信するための公的なプロファイル資料として機能。
・建築教育機関においては、評価済作品を教材として活用することで、設計思考の可視化と教育資源の拡充が可能。
・公共機関・開発事業者・建築賞関係者などにとっては、信頼性の高い外部評価資料として引用・参照が可能。
◎ プライバシーと掲載同意
書籍への掲載は、原則として応募者の同意を得た上で行われます。
匿名掲載や一部非公開希望についても、応募時に申請いただくことで柔軟に対応いたします。
5-5. 認定証のその他手続き
GAD-Certificationでは、認定後のアフターサポートとして、**認定証に関する各種手続き(再発行・再提出・内容更新等)**に対応しています。
これらの手続きは、制度の継続的活用と評価記録の正確性を保証するために設けられたものであり、認定者のキャリア形成や公的活用を支援する仕組みの一環です。
◎ 認定証の紛失・再発行について
認定証を紛失・破損した場合は、以下の情報をもとに再発行申請が可能です。
・認定者名(もしくは登録メールアドレス)
・審査番号または認定記号(例:WS-HD-1293/568)
・本人確認書類(法人の場合は代表者確認資料)
再発行はPDF形式で原則無償提供されます。印刷版の再発行を希望する場合は、別途有料にて対応いたします。
◎ 認定証の記載内容の訂正・修正
発行済の認定証において、氏名の表記ミス、プロジェクト名の変更、所属の更新などがあった場合は、訂正依頼を受け付けています。
該当する項目と修正希望内容をメールフォームまたは管理ダッシュボードより申請してください。内容確認後、修正済みの認定証を再発行いたします。
◎ 再提出・再審査(更新申請)
下記の場合には、同一作品に対する再提出・再審査(Update Application)が可能です。
・竣工後に増改築・用途変更などが発生し、設計意図に変化が生じた場合
・初回提出後に改善・再構成が行われ、新たな観点での評価を希望する場合
・有効期限(3年間)を経過した作品の更新認定を希望する場合
・再提出では、既存の認定記録を保持しつつ、新しい評価結果を併記・統合する形での二重登録が行われます。再提出作品には新たな認定記号が付与され、過去との比較分析も可能です。
◎ 有効期限と履歴管理
認定証の有効期間は原則3年間です。
有効期間を過ぎても、認定記録(認定番号・スコア・講評)はGADデータベースに永久保存され、照会・証明用途に引き続き使用可能です。
更新申請によって、有効性の継続と再評価が可能となります。
◎ 手続きの申請方法
各種手続きは、GAD-Certification公式サイト内の**「認定証サポート申請フォーム」**より随時受け付けています。
手続きにあたっての所要時間、費用(該当する場合)、必要書類等については、申請後に事務局より個別にご案内いたします。
Process.02 | About the Certification
応募
2-1. 応募方法
GAD-Certificationへの応募は、すべてオンラインで受け付けています。年間を通じていつでも応募が可能で、提出された順に審査・認定が行われます。特定の応募期間を待つ必要はありません。
■ 応募の流れ
応募フォームにアクセス
基本情報を入力
・氏名/所属/国・地域/連絡先
・応募区分(Built Work/Proposal/Student Work)
作品資料のアップロード(PDF形式)
・ガイドラインに沿って作成されたPDFをアップロードしてください。
・補足資料(任意)がある場合は、後述の形式で提出可能です。
応募費用の支払い
・クレジットカード、PayPal、銀行振込のいずれかでお支払いください。
確認メールの受信
・提出後24時間以内に、受付完了メールと受付番号が自動送信されます。
※一度提出した内容の修正・差し替えはできません。ご提出前に内容を必ずご確認ください。
2-2. 応募費用
■ 費用の合計と各内訳(明細表形式)
費用項目 金額(税込) 説明
登録料 ¥5,000 応募作品の登録および受付管理費用
審査料 ¥15,000 GAAS評価および専門委員による審査費用
認定証発行料 ¥10,000 デジタル認定証および認定情報管理費用
合計 ¥30,000 (税込/1作品あたり)
※支払方法:クレジットカード、PayPal、銀行振込(※手数料は応募者負担)
※原則として返金は対応しておりません。
※複数作品を提出する場合は、作品ごとに費用が発生します。
■ 支払方法
┗ クレジットカード(VISA、Mastercard、AMEXなど)
┗ PayPal
┗ 銀行振込(国内外対応/振込手数料は応募者負担)
■ 支払期限
┗ フォーム提出後○日以内、または提出と同時に支払が必要
■ キャンセル・返金ポリシー
┗ 原則返金不可
┗ 書類不備による受付不可時の再応募案内の有無
■ 請求書・領収書の発行
┗ 自動送信PDF/法人対応可など
■ 注意事項
┗ 応募は1作品あたりの料金(複数提出時は追加料金が必要)
┗ 同一人が複数の分類で応募する際の加算方法
2-3. 提案書ガイドライン
GAD-Certificationでは、すべての応募者に対し、提出作品の形式に一定のガイドラインを設けています。これは、審査の公平性・客観性・分析の正確性を担保するためのものであり、以下の要件に従ってご提出ください。
■ 提出形式・ファイル仕様
【必須提出データ】
・形式:PDF(プレゼンシート)
・提案の構想、表現、空間構成、プレゼンテーション全体を対象に評価を行います。
・PDFのサイズ・ページ数・文字サイズ等の制限はありません。
・設計提案に合わせて自由なフォーマットで制作してください。
【任意補足データ】
補足資料は、以下の形式で提出可能です(提出は任意)。審査時により高度な分析を行うために活用されます。
対応形式
・PDF、JPEG 図面、模型写真、レンダリング等の静止画像
・MP4 動画・アニメーションプレゼン
・DWG、DXF、3DS、SKP、3DM、PLN CAD/BIM/モデリングデータ
・PPTM、URL、RARリンク等 外部リンク資料、クラウド上のポートフォリオ等
※任意データは1作品につき複数提出可。審査対象の中心はあくまでPDF提案書となります。
※ファイル容量に制限は設けませんが、データ転送サービスの仕様に準拠してください。
※全ての提出ファイル名は、「メールアドレス_作品タイトル」の形式で命名してください。例: example@email.com_Mountain Retreat.pdf
※区切りには半角アンダースコア( _ )を使用してください。
※一つの設計提案に複数ファイルを提出する場合は、作品タイトルの末尾に 1, 2, 3… と番号を付けてください。
※メールアドレスおよびファイル名の記載がないファイルは審査対象外となりますので、十分にご注意ください。
■ 提出内容の構成要素(参考)
提出資料の記載内容に厳密な規定はありませんが、以下の要素を適宜組み合わせて構成してください。審査では、構想の明確性・空間性・社会性・創造性など多角的な観点から評価が行われます。
設計解説文(Design Statement)
・ 背景、課題設定、基本方針、空間構成、社会的視点、持続可能性など
図面類(Visual Drawings)
・配置図、平面図、立面図、断面図、動線図、構成図、断面パースなど
・スケール、凡例、注釈を明記し、視認性に配慮してください
コンセプトスケッチ・ダイアグラム
・構想プロセスや空間思考を表す図解、相関図、アイソメトリックなど
レンダリング・模型写真(任意)
・最終的な空間イメージを視覚的に補完する素材として有効です
補足情報・参照リンク(任意)
・外部サイト・動画・オンラインポートフォリオ等のURLやQRコード
■ 使用言語について
提出資料は、GAD-Certificationで対応する高精度審査言語に準拠してください。
詳細は【1-2. 認定対象の対応可能言語】をご参照ください。



