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GAA-S Regulation

開発規則
GADO Global Architectural Design Organization

R.01 |  GAA-S 開発規則(GAA-S Development Regulation)

 

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第1章 総則

1. 理論設計(Theoretical Design)

1.1 概要

GAAS(Global Architectural Assessment System)は、建築評価を単なるスコアリング手法としてではなく、「建築的思考の可視化装置」として構築された。その目的は、建築に内在する価値判断の構造を、文化・社会・倫理・技術・感性といった多層的要素の交点として解析し、“なぜその設計が生まれたのか”を理論的に読み解く基盤を提供することにある。

GAASは、建築を「評価」するのではなく、「理解」するためのフレームワークであり、個々の作品に宿る思考の軌跡を追跡する知的インターフェースである。評価結果は終点ではなく、次なる設計や研究を誘発する知の再帰構造として機能するように設計されている。

 

1.2 構成原理

建築の評価とは、単なる「成果物の審査」ではなく、思考・表現・構想・社会的意義といった多層的プロセスを読み解く知的行為である。

この複雑な営為を可視化し、普遍的な構造として再構築するために、GAASは**多次元評価理論(Multidimensional Evaluation Theory)を採用している。

それは、建築設計を「量的分析(Quantitative Analysis)」と「質的理解(Qualitative Comprehension)」の両面から統合的に捉える枠組みであり、

評価を知の体系(System of Knowledge)**として再定義する試みである。

 

■ 1. 定性 × 定量の体系構築モデル[第1階層の2次元]

従来の建築評価は、審査員の経験と感性に基づく**定性的判断Qualitative (Language) **に依存してきた。そこでは創造性や感動、空間体験の豊かさといった「言語化しがたい価値」が重視されてきた一方で、その基準はしばしば曖昧で、再現性や比較可能性を欠いていた。GAASでは、これらの定性的要素をAIが解析可能な形で体系化するために、言語・図像・構造・機能・社会的文脈といった多様なデータを組み合わせ、それらを数理的に再構成する**Quantitative (Number) **との融合を試みている。

・定性 Qualitative (Language) = 建築的思考・感性・文化的文脈を読み解く層

定性的評価は、言語・概念・感覚・文化・倫理など数値化できないが建築の本質を構成する“意味”の層を扱います。AIはここで自然言語処理(NLP)や画像意味解析(semantic vision analysis)を用い、思考の構造・文脈・意図・感性を抽象的パターンとして分析します。

 

・定量 Quantitative (Number) = 空間的構造・性能・機能・環境などの数値的次元

定量的評価は、建築を構成する物理的・機能的・環境的・構造的データを対象とします。CAD/BIMデータや画像・シミュレーション情報など、“形態と性能”に関する客観データを統計的に処理し、AIが多次元ベクトル空間として解析します。

 

定性 × 定量の融合:思考の可視化モデル(Cognitive Integration Model)GAASの最も特徴的な構造は、この両者を単に「重ねる」のではなく、**相互変換(translational reasoning)**として統合する点にあります。

Qualitative (Language) × Quantitative (Number) =Thought Visualization

 

■ 2. 知性の体系構築モデル[第1階層の定性 × 定量の体系構築モデルの2次元+1次元]

GAAS(Genius Architect Assessment System)における知性は、単なる情報処理能力ではなく、思考を構築する構成的要素として定義される。建築的評価における「定性 Qualitative (Language) 」と「定量 Quantitative (Number) 」の二つの次元は、従来は互いに異質な評価領域として分断されてきた。前者は感性・理念・物語・社会性といった意味の層を扱い、後者は構造・環境・コスト・性能といった根拠の層を扱う。しかしGAASは、この二次元の交差に第三の軸として「知性 Intelligence (Systematic Cognition)」を導入することで、両者を統合的に接続する三次的体系を形成する。

このモデルでは、定性と定量がそれぞれ「意味の生成」と「論理の構築」を担い、知性はその間に働く関係生成の装置として機能する。言い換えれば、知性は“意味を数理化し、数理を意味化する”往復運動を媒介する構造的要素である。これにより、主観的価値と客観的根拠を同一の思考空間内で扱うことが可能となり、思考の透明性と再現性が保証される。

GAASの体系では、この構造を以下のように定義する:

Qualitative (Language) × Quantitative (Number) × Intelligence (Systematic Cognition)=Thought Visualization

知性の体系 ― System of Intelligence in GAAS

GAAS(Genius Architect Assessment System)における知性は、単なる演算的処理能力ではなく、多次元の情報と意図を統合し、思考を構築するための体系的装置として定義される。その構造は、建築行為そのものに内在する複層的プロセス──時間、領域、対象、意図、方法、関係、そして横断的文脈──を統合的に接続することで成立する。すなわち、GAASの知性は、以下の七つの構造軸を媒介・連結し、思考を可視化するための「知的座標系(Cognitive Coordinate System)」として機能する。

 

・時間軸(ライフサイクル層|WHEN)

知性はまず、建築の時間的連続性を理解しなければならない。企画・設計・施工・運用という時間軸上で、思考や意図、判断の重心は常に変化する。GAASはこのライフサイクルを知性の時間的基盤としてモデル化し、各フェーズ間で生成される情報や判断を連続的に追跡・再構成する。これにより、知性は「点」ではなく「過程(Process)」としての思考を認識する。

 

・分野軸(ディシプリン層|WHO/WHERE)

建築は多領域的であり、意匠・構造・設備・施工などの専門性が相互に交錯する。GAASの知性は、それらのディシプリンを単に並列するのではなく、領域間の関係構造として理解する。たとえば、意匠的決定が構造的合理性にどのように影響するか、設備設計が環境倫理とどのように接続するかなど、知性は分野を超えた**連関のネットワーク(Interdisciplinary Cognition)**として機能する。

 

・対象要素軸(オブジェクト層|WHAT)

知性は次に、建築を構成する**対象(Object)**を多層的に認識する。空間、形態、構造体、内外装、設備、環境システム、管理システムといった要素群は、物理的存在であると同時に、意味的・機能的構造体でもある。GAASの知性はこれらを「階層的オブジェクト構造」としてモデル化し、構造的秩序と概念的秩序の両方を可視化する。ここにおいて知性は、“建築の内部構造を認識する眼”として働く。

 

・目的・意図軸(コンセプト層|WHY)

建築設計は目的なしには成立しない。理念、課題設定、社会的使命、倫理的態度、象徴性など、**意図の層(Intentional Layer)**は知性の根幹をなす。GAASでは、これを単なる言語的表現としてではなく、思考の出発点として解析し、「何を目指し、なぜそう考えたのか」を体系的に記録・構造化する。ここでの知性は、「価値判断を構造化する力(Ethical Intelligence)」として機能する。

 

・方法・手続軸(プロセス層|HOW)

知性はまた、思考がどのように展開されるかという方法論的構造をも理解する。計画、検証、申請、積算、施工管理、プレゼンテーション──これらの手続的過程は、思考の運動そのものである。GAASの知性は、これらのプロセスを抽象化し、判断・手順・結果の関係性を解析可能な形で体系化する。つまり、知性は“プロセスを可視化するメタ構造”として存在する。

 

・関係者軸(ステークホルダー層|WHO)

建築は個人の作品ではなく、社会的協働の産物である。施主、設計者、施工者、行政、地域住民、利用者──それぞれが異なる価値観と責任を持つ。GAASの知性は、この複数の主体間に生じる対話や意見の差異を情報構造としてモデル化し、合意形成・意思決定のプロセスを**社会的知性(Collective Intelligence)**として扱う。ここにおいて知性は、「多主体的思考(Polyphonic Cognition)」として発現する。

 

・横断テーマ軸(クロスカッティング層|ACROSS)

そして、法制度、安全、環境、BCP、コスト、スマート化、アクセシビリティなど、あらゆる層を貫通する横断的テーマが存在する。これらは建築的思考の「外在的制約」であると同時に、「内在的倫理」でもある。GAASの知性は、この横断層を思考の倫理的フレームワークとして位置づけ、全体の整合性・持続性・公平性を監視する役割を担う。

 

総括:知性は七層の結合構造としての「思考装置」

これら七つの層は独立して存在するのではなく、相互依存的な知的構造体を形成する。時間は思考の流れを生み、分野は専門性を定義し、対象は物質性を与え、意図は方向を示し、方法は手続きを規定し、関係者は社会的対話を形成し、横断テーマは倫理と制約を与える。GAASにおける知性は、これらの全層を媒介し、定性と定量の情報を統合して**思考の構造的秩序(Architectural Order of Thought)を形成する。それは感性と合理、個と社会、理念と現実をつなぐ知的インフラストラクチャー(Cognitive Infrastructure)**であり、AIが単に答えを出すのではなく、「思考の過程」を理解し再構築するための体系的基盤である。

R.02 |  GAA-S 開発者規則(GAA-S Developer Regulation)

 

第1章 総 則

(目 的) 第1条

本規則は、GAA-S(Genius Architect Assist System)の開発に携わる開発者の責任、行動規範、守秘義務および成果物管理に関する基本事項を定め、

GAA-Sの開発が倫理的・知的に健全かつ持続的に進行することを目的とする。

 

(開発者の定義) 第2条

開発者とは、GAA-Sの設計、プログラミング、データ解析、検証、可視化、研究、評価、記録、運用その他の開発行為に関与するすべての研究者、技術者、職員、委託者および協力者をいう。

また、開発支援業務に携わる者もこれに準ずるものとする。

 

第2章 行動規範

(知的誠実) 第3条

1.開発者は、学術的誠実性を保持し、データの改ざん、捏造、恣意的操作または虚偽の記録を行ってはならない。

2.開発過程における試験結果、検証報告および成果物は、正確かつ再現可能な形で記録し、根拠を明示しなければならない。

3.開発者は、他者の研究成果を尊重し、引用および参照を明示するものとする。

 

(倫理遵守) 第4条

1.開発者は、GAD-O倫理規範、GAA-S開発規則および本規則を遵守し、社会的責任をもって行動しなければならない。

2.倫理的または法的に疑義のある行為を発見した場合は、速やかに監督責任者またはGAAS運営委員会へ報告しなければならない。

3.報告を受けた監督者は、速やかに調査を行い、必要に応じて倫理委員会に付議するものとする。

 

(守秘義務) 第5条

1.開発者は、GAA-Sに関する内部情報、評価データ、未公開コード、アルゴリズム、試験結果、会議内容等を第三者に漏洩してはならない。

2.開発者が職務を離れた後も、在任中に知り得た情報について守秘義務を負うものとする。

3.外部委託または共同研究に際しては、守秘契約書(NDA)を締結し、秘密情報の範囲および管理方法を明確に定めなければならない。

 

(利益相反の禁止) 第6条

1.開発者は、自己または第三者の利益を優先し、GAA-Sの開発目的、公正性または信頼性を損なう行為をしてはならない。

2.利益相反の恐れがある場合は、事前にGAAS運営委員会に申告し、その指示に従わなければならない。

 

第3章 知的財産および成果物管理

(知的財産権) 第7条

1.開発により生じたプログラム、設計、アルゴリズム、データセット、ドキュメント、図表、可視化資料その他すべての成果物(以下「知的成果物」という。)の知的財産権は、原則として一般社団法人国際建築設計機構(GAD-O)に帰属する。

2.開発者個人が作成した成果物であっても、GAA-S開発活動の一環として生成された場合は、GAD-Oに帰属するものとする。

3.知的成果物の再利用または外部提供を行う場合は、GAD-Oの承認を得なければならない。

 

(成果物の共有および公表) 第8条

1.研究論文、報告書、技術資料等を公表する場合は、GAD-Oの事前承認を受けるものとする。

2.公表にあたっては、GAA-Sの名称、バージョン番号、関与範囲を明記し、誤解を招く表現を避けること。

3.成果物の共有は、GAASデータベース(GAAS-DB)を通じて行い、アクセス権限は委員会によって管理される。

 

(共同研究) 第9条

1.他機関または企業等と共同で開発を行う場合は、事前に開発契約書および守秘契約書を締結し、知的財産権の帰属、データ共有範囲、責任分担を明確に定めるものとする。

2.共同研究成果を公表する場合は、全当事者の同意およびGAD-Oの承認を必要とする。

3.共同研究における成果物管理および再利用は、GAAS運営委員会の監督下で行うものとする。

 

第4章 技術的義務

(安全性の確保) 第10条

1.開発者は、AIが生成する出力の誤用、差別的表現、不適切利用または社会的影響を及ぼす可能性のある応答を防止する技術的措置を講じなければならない。

2.開発者は、セキュリティ脆弱性、データ漏洩リスク、不正アクセスに対し適切な防御策を実装する責務を負う。

3.重大な技術的障害または情報漏洩が発生した場合は、速やかにGAAS運営委員会に報告し、必要な是正措置を講じなければならない。

 

(再現性の担保) 第11条

1.アルゴリズムおよび実験結果は、第三者が同一条件下で再現・検証可能な形で記録、保存および管理しなければならない。

2.試験データおよび解析プロセスは、GAAS-DBに登録し、改訂履歴を保持するものとする。

3.再現性の欠如が確認された場合は、速やかに修正を行い、その経緯を報告書として残すものとする。

 

(品質維持と技術研鑽) 第12条

1.開発者は、技術的能力および専門知識を継続的に研鑽し、最新のAI技術・建築理論・情報倫理に基づいた開発を行うものとする。

2.GAD-Oは、開発者に対し定期的な研修・評価・講習を実施することができる。

3.開発者は、品質基準「GAAS Quality Standard(GQS)」に準拠し、出力精度・倫理適合性・透明性の維持に努めなければならない。

 

第5章 懲戒および附則

(懲 戒) 第13条

1.開発者が本規則に違反した場合、GAAS運営委員会は事実関係を調査の上、次のいずれかの処分を行うことができる。

 (1)警告

 (2)開発活動の一時停止

 (3)開発権限の剥奪または登録抹消

 (4)GAD-O倫理委員会への付託

2.処分を受けた者は、委員会の定める期間内に弁明書を提出することができる。

3.再発防止のため、処分結果および原因分析は記録としてGAAS-DBに保存される。

 

(改 訂) 第14条

本規則の改訂は、GAD-O理事会の承認を経て行うものとする。

改訂内容、理由および施行日は文書により明示し、関係者に周知するものとする。

 

(施 行) 第15条

本規則は、GAD-O理事会の決議日において施行し、以後のGAA-S開発活動に従事するすべての開発者に適用する。

令和7年7月 1日 
         清 水 勇 佑 
         砂 長 玲 南

R.03 |  GAA-S 利用者規則(GAA-S User Regulation)

 

第1章 総 則

第1条(目 的) 

本規則は、GAA-S(Genius Architect Assist System)を利用する者(以下「利用者」という。)が遵守すべき利用条件、倫理的原則および責任範囲を定め、GAA-Sの健全かつ公平な運用を確保することを目的とする。

第2条(利用者の定義) 

1.利用者とは、研究、教育、設計支援、評価、審査、出版その他の活動においてGAA-Sを使用するすべての個人、団体または法人をいう。

2.GAD-Oの認定を受けた教育機関・研究機関・企業・審査団体等も利用者として本規則の適用を受ける。

3.利用者には、直接操作する者のみならず、GAA-Sの出力を利用・引用・再構成して成果物を発表する者も含まれる。

 

第2章 利 用 原 則

第3条(利用目的) 

1.GAA-Sは、建築的思考の支援、教育・研究・評価・設計活動の高度化、ならびに社会的知の発展を目的として使用されるものである。

2.利用者は、GAA-Sを営利的、差別的、政治的または宗教的目的のために利用してはならない。

3.GAA-Sを使用した成果物は、必ず人間による判断および監修を経て公表するものとする。

 

第4条(倫理的利用)

1.利用者は、GAA-Sの生成結果を社会的に適切な範囲で使用しなければならない。

2.他者の人格、思想、文化、信仰、社会的立場を毀損する目的でGAA-Sを利用してはならない。

3.利用者は、生成物を人間の判断に代替させて意思決定を行う場合、その結果に関するすべての責任を負うものとする。

4.GAA-Sの出力を教育・審査・評価に用いる際は、倫理委員会または監修者の承認を得ることが望ましい。

 

第5条(透 明 性) 

1.利用者は、GAA-Sによる生成内容を公開または提出する場合、当該内容がGAA-Sによって生成または補助されたものである旨を明示しなければならない。

2.論文、設計提案、報告書、作品発表等においてGAA-Sを使用した場合は、利用バージョンおよび使用範囲を注記すること。

3.他者を評価・審査する際にGAA-Sを用いた場合、その利用の有無および影響範囲を明記し、審査の透明性を確保するものとする。

 

第3章 利用制限と禁止事項

第6条(禁止事項) 

利用者は、次の各号に掲げる行為を行ってはならない。

(1)GAA-Sのソースコード、アルゴリズム、学習モデル等を改変、逆コンパイル、リバースエンジニアリングする行為。

(2)GAA-Sまたはその派生物を無断で再配布、販売、貸与、譲渡する行為。

(3)GAA-Sを用いた虚偽情報、差別的表現、誤解を招く説明または不正評価の発信行為。

(4)他者の評価・作品・審査結果等を不当に操作または影響する行為。

(5)GAA-Sの名称、ロゴまたは識別表示を無断で使用し、誤認・混同を生じさせる行為。

(6)GAA-Sを犯罪、誹謗中傷、政治宣伝その他の不法行為に利用する行為。

(7)GAD-Oの信用またはシステム運用を損なう行為。

 

第7条(データ取扱い) 

1.利用者は、GAA-Sに入力するデータおよび生成結果を適切に管理し、個人情報、著作権、肖像権、営業秘密等を含む情報を法令に従って取り扱わなければならない。

2.他者の著作物、図面、設計情報等を入力する場合は、事前に権利者の許可を得ること。

3.生成結果に第三者の知的財産が含まれる場合、利用者が責任をもって確認および調整を行うものとする。

4.GAA-Sが自動保存したデータは、法令またはGAD-Oの方針に基づき保管または削除される場合がある。

 

第8条(商業利用の制限) 

1.GAA-Sを商業目的で利用する場合は、GAD-Oが別途定める契約および使用許諾を取得しなければならない。

2.無断でのライセンス販売、サブライセンス発行、コンサルティング業務への転用を行ってはならない。

3.教育・研究目的における限定的商用活動を行う場合は、GAD-Oの書面による承認を要する。

 

第4章 責任と免責

第9条(責 任) 

1.GAA-Sの出力結果に基づいて行われた判断、設計、評価、発表その他の行為については、その最終的な責任は利用者本人が負うものとする。

2.利用者は、GAA-Sの出力を第三者に提供または公開する場合、その内容の正確性、倫理性および法的適合性を確認する責務を負う。

3.利用者が本規則に違反し、第三者またはGAD-Oに損害を与えた場合は、賠償責任を負うことがある。

 

第10条(免 責) 

1.GAD-OおよびGAA-S開発者は、GAA-Sの利用またはその結果により生じたいかなる損害についても責任を負わない。

2.GAA-Sは常に改良・更新される開発的システムであり、その結果の完全性、正確性、永続性を保証するものではない。

3.GAA-Sの一時停止、更新、障害等によって利用者が被った損害についても、GAD-Oは一切の責任を負わない。

4.利用者は、GAA-Sの出力をもって公的認証・資格審査・契約判断の根拠とすることを避けなければならない。

 

第5章 手続および附則

第11条(利 用 承 認) 

1.GAA-Sを利用するには、GAD-Oが定める利用登録および同意手続きを完了するものとする。

2.登録時に入力された情報に虚偽または不備があった場合、利用を拒否または停止することがある。

3.利用者は、利用開始後も本規則および関連規程(開発規則・開発者規則・倫理規範)に従う義務を負う。

 

第12条(利 用 停 止) 

1.利用者が次の各号のいずれかに該当する場合、GAD-Oは事前の通知なく利用を停止または登録を抹消することができる。

 (1)本規則に違反した場合

 (2)GAA-Sの運用を妨げ、または他者の利用を阻害した場合

 (3)不正アクセス、情報漏洩等の行為を行った場合

 (4)GAD-Oの名誉または信頼を著しく損なった場合

2.利用停止に関する決定は、GAAS運営委員会の承認を経て行うものとする。

第13条(改 訂) 

本規則の改訂は、GAD-O理事会の承認を経て行い、施行日および改訂内容を利用者に周知するものとする。

 

第14条(施 行)

本規則は、GAD-O理事会の決議日をもって施行し、以後のGAA-Sの利用に適用する。

令和7年7月 1日 
         清 水 勇 佑 
         砂 長 玲 南

R.03 |  Membership Regulations 会員規定
R.02 |  Executive Regulations 役員規定

GAD-O 組織構成

            一般社団法人 国際建築設計機構(GAD-O)|組織構成紹介

一般社団法人 国際建築設計機構(GAD-O)は、建築設計の評価制度を国際的に構築・運用するために設立された非営利法人であり、その活動を支えるために戦略的かつ専門的な機能を備えた組織構成を有しています。組織全体は、統括責任を担う**統括役(General Manager)**を中核に、以下の8つの専門部門によって構成されています。それぞれが独立した機能と専門性を持ちながらも、密接に連携することで、建築評価・認定・発信・記録・運営の全プロセスを統合的に支えています。この組織構成は、単なる管理部門の集合ではなく、建築をどう評価し、社会に提示するかという思想と実装を支えるシステムそのものであり、GAD-Oの理念実現に向けた機能的骨格となっています。

D.01 |  General Manager 統括役

D.02 |  General Affairs Department 総務部

D.03 |  Finance Department 財務部

D.04 |  Architectural Intelligence & Research Division 建築設計研究/技術開発部

D.05 |  Award System Department 懸賞制度部

D.06 |  Certification System Department 認定制度部

D.07 |  Public Relations Department 広報部

D.08 |  Publishing Department 出版部

データを分析する人
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