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GAD-Certification
GADO Global Architectural Design-Organization

国際建築設計認定証
[
計画構想部門]

データを分析する人
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Chapter.01 理念と意義

 

1-1. 懸賞制度概要

1-2. 従来型建築賞との違い

1-3. 運営組織

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データを分析する人

竣工建築部門

 

実際に建設され、社会に使用・公開された建築作品を対象とする部門です。住宅・公共施設・商業建築・リノベーション・仮設建築など、あらゆる用途・規模・構法の建築作品を評価対象とし、空間性・構造性・表現性・社会性などの複数の観点から、GAD-Oの評価データベースと照合し、国際的な相対評価を行います。
単なる「完成」の有無ではなく、建築が社会空間として存在し、設計的意図がどれほど具現化されているかを重視し、多軸的にスコア化・認定されます。記録性の高い制度設計により、作品を未来に残す知的文化資産としての認定が可能です。

計画構想部門

未竣工の建築提案や都市・地域スケールでの構想、計画的デザイン研究を対象とする部門です。
アイデア段階の提案から、実施設計直前のプロポーザル案まで、現実に対する応答性と設計思考の構造的明確さが評価の対象となります。
空間構成・機能配置・環境技術・社会的意義などに関する論理的整合性や創造性を、定量・定性の両面から分析し、世界的なデータベースとの相対評価によって認定されます。
この部門は、構想段階の建築的知見・価値判断を可視化し、社会に接続するための制度的な架け橋として機能します。

学生研究部門

 

建築を学ぶ学生(大学・大学院・専門機関等)が取り組む設計課題・卒業制作・研究提案などを対象とした部門です。
学生独自の創造性、論理的構成力、社会課題への応答性などを評価軸として、設計提案・リサーチプロジェクト・技術実験・地域提案など多様な成果を国際的に評価します。
GAD-Oの学生評価データベースに基づいた相対スコアにより、学生の設計的思考と可能性を国際水準で可視化し、進学・就職・発表・出版などに活用できる客観的な評価証明を提供します。
また、フィードバックレポートを通じて、教育と自己成長をつなぐ知的フィードバックツールとしても機能します。

データを分析する人
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Chapter.02 応募資格

2-1. 応募資格

2-2. 審査対象のデザイン

2-3. 受賞名義について

2-4. 言語について

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Chapter.03 応募

3-1. 応募の流れ

3-2. 提出物

3-3. 応募費用

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Chapter.04 審査

4-1. 審査の流れ

4-2. 審査期間

4-3. 審査員と評価体制

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Chapter.05 受賞

5-1. 受賞作品の決定

5-2. 認定番号

5-3. 受賞作品の照会ページ

5-4. 書籍出版

5-5. その他手続き

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Chapter.01 |  Principles and Significance of the System

                             理念と意義

1-1. 懸賞制度概要

 

GAD-Awardは、未竣工の建築提案や都市・地域スケールでの構想、ならびに計画的デザイン研究を対象とし、その設計的価値や社会的意義を多角的・多次元的に評価する国際的な懸賞制度です。

本制度は、構想段階における建築的知見や設計思考の可視化を通じて、未来の建築文化と社会的要請とをつなぐ制度的な架け橋として機能します。本部門では、アイデアスケッチ・概念設計・設計競技案・研究提案・プレゼンテーションモデルなど、実施設計以前の建築構想を幅広く対象とし、現実社会への応答性と設計思考の構造的明確さが審査の基軸となります。

 

毎年8月1日に開催される国際建築デザイン大会

GAD-Awardは、毎年8月1日を提出締切とする国際建築デザイン大会として開催され、世界各地から集まる計画案に対して、その年における構想的到達点を相対的に評価・選出します。すべての応募作品は、GAD-Oが構築したグローバル評価データベースおよび定量評価アルゴリズムに基づき、公平かつ透明な多軸評価に付されます。

評価は、「空間構成」「機能的配置」「環境技術の導入」「社会的インパクト」「創造性」「設計思考の論理性」「実現可能性」などの複数軸に分類され、各軸において顕著な構想的成果を示した提案に対して独立した賞が授与されます。

これは、単一の一等賞に依存するのではなく、建築提案に内在する多様な価値を多元的に認識・評価する制度構造となっています。

社会的意義と制度的目的

GAD-Award〈計画構想部門〉は、単なる受賞制度を超え、以下のような制度的・文化的意義を有しています。

◎ 構想段階の建築知を社会的に記録・継承

提案・研究段階の建築的知見や設計的視点を記録・可視化し、次代への思考の継承を目的とした国際的アーカイブとして機能します。

◎ 未来に向けた建築思考の可視化

空間の構想、都市的ビジョン、社会課題への設計的応答など、思考・構想のプロセスそのものを社会的成果として提示することを重視します。

◎ グローバルな参加機会の公平性

応募料・審査料は一切不要であり、地域・資金・言語環境に左右されず、あらゆる設計者・学生・研究者が等しく参加可能な制度として開かれています。

◎ 公共的な設計評価制度としての機能

受賞結果はGAD-O公式ウェブサイトおよび記録書籍にて公開され、教育・研究・都市計画・公共事業の参考資料としても活用可能です。

本部門は、構想・提案という建築の原点にある「考える力」と「示す力」に焦点を当て、それらを世界と接続するための評価と可視化の基盤を提供するものです。

1-2. 従来型建築賞との違い

 

GAD-Awardは、従来の建築賞に見られる主観的な審美評価や名誉的な選考構造から脱却し、構想段階の建築提案や都市・地域スケールのデザイン研究に内在する思想・構造・社会的意義を可視化・記録・共有するために設計された、国際的かつ公共的な評価制度です。

本部門では、建築提案における「空間構成」「機能計画」「環境的適応」「社会的応答性」など、複数の専門軸に対して、定量評価アルゴリズムと専門家の審査視点を融合したハイブリッド評価を採用しています。毎年提出されたすべての構想案は、同一年度内における相対比較評価により、「時代性」と「設計的到達点」が明確に位置づけられます。

さらに、意匠性や創造性だけでなく、論理構成力、社会課題への応答、技術的整合性など専門軸ごとに独立して表彰する多元的評価構造を採用し、設計の多様な価値を等しく評価します。応募料・審査料は一切不要であり、学生・若手設計者から専門機関・研究グループまで、あらゆる立場の設計者に開かれた制度として運用されています。

◎ 審査基準の違い
従来の多くの建築賞は、審査員による主観的な議論や総合的な印象に基づいて選定される傾向があります。そのため、評価の透明性や再現性に限界がある場合も少なくありません。一方、GAD-Awardでは、意匠性・構造性・空間体験・環境性能など複数の評価軸に対して、定量評価アルゴリズムと専門家の視点を融合したハイブリッド型の評価手法を採用しており、評価の客観性と説得力を両立させています。

◎ 評価構造の違い
従来型の賞は「最も優れた建築」を1つ選ぶという総合評価型の構造が一般的で、結果として「一等賞」的な評価に収束しがちです。これに対し、GAD-Awardは**多軸ごとに個別の表彰を行う「多元的評価構造」**を採用しており、たとえば構造設計において高い革新性を持つ作品が、意匠性とは独立して評価されるなど、各分野の専門的成果が等しく可視化される仕組みとなっています。

◎  評価方法の違い
従来の建築賞では、過去の基準と比較して「良いかどうか」を判断する絶対評価や、推薦された作品のみを対象に審査する推薦制が主流です。
GAD-Awardはこれに対し、**毎年応募されたすべての作品を同一年度内で比較する「年次相対評価方式」**を採用。設計の評価を「時代の中でどのように位置づけられるか」に基づいて行います。

◎ 応募条件の違い
一部の著名な国際建築賞では、参加費が数万円から十万円単位に及ぶこともあり、応募が資金力や所属機関に依存する傾向があります。また、推薦制による選出は、設計者本人の意志による挑戦を妨げる要因にもなります。GAD-Awardでは、応募料・審査料ともに完全無料とし、あらゆる設計者・設計事務所が自由に参加できるオープンな制度を実現しています。設計の力そのものを基準とし、経済的・制度的な障壁を設けません。

◎ 制度の目的の違い
従来型の建築賞は、受賞者の名誉やキャリアの顕彰を主目的とし、建築家個人に焦点を当てた称賛構造が中心です。対してGAD-Awardは、設計思想の可視化と年次的な文化記録の構築を目的とし、評価を通じて「建築が社会に何をもたらしたか」を言語化し、未来に継承するための制度設計がなされています。
つまり、栄誉ではなく知的資産としての建築を扱うのがGAD-Awardの本質です。

◎公開性の違い
従来の賞では、選考過程や評価理由が限定的にしか公開されないケースも多く、審査の透明性に課題がある場合もあります。
GAD-Awardでは、各受賞作品に対して、評価スコア、コメント、根拠を含んだ詳細なフィードバックを提供し、これを公式ウェブサイトおよび記録書籍にて公開します。設計者・教育機関・都市行政・一般社会のすべてに対して、評価の根拠と設計思想を共有可能にする開かれた仕組みを構築しています。

 

GAD-Award〈計画構想部門〉は、構想段階における建築的思考を、時代の知として記録し、未来へと接続する公共評価制度です。設計の可能性を広げ、社会との接点を可視化するための新しいプラットフォームとして、すべての設計者に開かれています。

1-3. 運営組織


Global Architectural Design Organization(GAD-O)一般社団法人 国際建築設計機構
GAD-Certificationは、建築の国際的評価と文化的継承を目的として設立された非営利組織「GAD-O(Global Architectural Design Organization)」によって運営されています。本組織は、認定制度の設計・運用・分析・記録を担う複数の専門部門で構成されており、それぞれの知見と役割に基づいて制度を支えています。

 

◎ 懸賞制度部(Award System Department)
懸賞制度部は、GAD-Oが主催する国際建築賞「GAD-A(実務者対象)」および「WASA(学生対象)」における審査制度の設計・運用を統括する専門部門であり、公平性・透明性・再現性に基づいた審査プロセスの確立と制度信頼の維持を担います。応募者の受付から審査基準の運用、結果発信、出版連携までを一貫して管理し、建築評価における新しい国際標準の構築を支えています。


◎ 建築設計研究/技術開発部(Architectural Design Research & Innovation Department)
評価項目に関する理論的検証や、審査精度向上のためのAI解析・定量化手法の開発を担います。国内外の建築事例のデータ分析やアルゴリズム評価手法の継続的アップデートを行い、制度の学術的裏付けと技術的進化を推進します。


◎ 出版・記録部(Publication & Archival Department)
認定作品の公開・記録・アーカイブを担う部門です。GAD-Certificationの認定情報を年次レポートや公式書籍(D2C型出版)として編集・発行し、社会に開かれた形で建築文化の記録と継承を実現します。また、評価データの保全と一般公開、公式ウェブサイトの情報管理も担当します。

データを分析する人
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Chapter.02 |  Definition and Conditions of Eligibility

                             応募資格

2-1. 認定対象の条件

GAD-Awardでは、未竣工の建築提案、都市・地域スケールでの構想、または計画的デザイン研究を対象とし、その設計的価値を記録・評価・継承することを目的としています。以下の条件を満たす提案が、応募対象となります。

◎ 本部門では、提案の完成年度や過去の発表歴にかかわらず、構想として建築的意義を有するものであれば応募が可能です。また、過去に提出・評価された提案であっても、構成の再検討や新たな視点・目的を持つ再提案として応募・再審査を行うことができます。

◎ 応募にあたっては、当該提案に実質的に関与した設計者本人、または所属する設計事務所・研究機関・教育機関等による申請が認められています。個人・法人を問わず、委任状や代理申請に関する特別な手続きは不要です。

◎ 本部門では、提案の形式やスケールに制限はなく、図面、CG、模型、映像、論文、研究資料などさまざまなアウトプットを通じて、いかに建築的価値や社会的意義が構想されているかが評価の主眼となります。実現の有無にかかわらず、構想としての思想・論理・創造性が明確に表現された作品であれば、広く応募対象となり得ます。

このように、GAD-Awardは、設計の初動段階における知的成果を記録・分析・共有するための開かれた評価制度として機能し、未来の建築文化に資する提案を積極的に受け入れています。

2-2. 審査対象のデザイン

 

建築的構想・提案の思想性、構成力、社会性、技術統合の完成度に着目し、構想・計画・基本設計レベルにあるプロジェクトを対象とした多角的な審査を行います。以下のいずれかの主たるデザイン領域を選択してください。複合的な内容を含んでいても、審査の最適化のため、主軸となる領域の明示が必要です。

◎ Architectural Design(建築デザイン)
住宅、集合住宅、公共施設、商業建築、教育・医療施設、宗教施設、産業施設、文化施設、リノベーション建築など、建築空間の構想・構成・完成度を主軸とするプロジェクト。

◎ Urban-Architectural Design(都市デザイン)
再開発、街区再編、複合施設、都市景観と一体化した建築など、都市的スケールでの空間制御と建築的統合性が認められるプロジェクト。

◎ Interior-Architectural Design(インテリアデザイン)
建築と一体で設計された内装空間(住宅・店舗・ホテル・展示空間等)において、建築的空間構成・素材・光環境などの統合性が評価対象となるもの。

◎ Landscape-Architectural Design(ランドスケープデザイン)
地形操作・緑化・舗装・外構・水景・屋外家具・人の導線などが、建築と一体化された空間体験として設計されている作品。

◎ Structural-Integrated Design(構造デザイン)
構造形式・部材・接合・構法が空間構成や意匠性と高いレベルで統合されている建築作品。構造設計が造形・空間体験・建築思想に積極的に関与している場合。

◎ Environmental & MEP-Integrated Design(環境設備デザイン)
空調・換気・採光・給排水・エネルギー循環等が、建築の空間構成や環境性能と一体化し、設計的に高度な統合を実現しているもの。ZEB化・受動技術・設備デザインが建築表現と不可分である場合など。

◎ Construction-Driven Design(施工デザイン)
施工技術・製造方法・加工技術・構築プロセスが、建築の構成や表現に直結しており、設計と施工の連携が高次元で成立している建築。現場発想・プレファブ・クラフトマンシップ等の価値を設計に昇華している場合。

※ 建築設計コンペ案・提案書 も認定可。

公共建築・施設整備・都市計画などのコンペティション応募案や提出案。応募形式・審査の有無にかかわらず、提案内容が構想的に完成していること。

※ ビジョン提案・構想プロジェクト も認定可。

未来都市・地域再生・大規模マスタープラン・構想書など。実施予定が未定でも、空間的・社会的な構成と意義が明確に示されていること。

※ 設計中・基本構想中のプロジェクト も認定可。

実施設計前の企画案、検討中のプロトタイプ案など。計画段階でVE(価値工学)・CD(コストダウン)等の判断材料として利用できる程度の構想性・設計性を有すること。

※ 展示・教育・研究を目的とした提案 も認定可。

学会発表、研究室プロジェクト、展示用構想など。実施計画がなくても、建築・都市に対する独自の視座と構想力が示されていること。

このように、本部門では「実現前の提案であっても、構想としての設計的価値が社会に示されている」ことを重視し、未来の建築文化資産として設計思考を認定・記録します。設計過程における思考の深化やデザインのブラッシュアップ、またVE・CDの判断材料としても活用できる高度なフィードバックを受けることが可能です。必要に応じて、実施設計段階への移行や竣工後の再申請にも対応可能です。竣工建築部門へ移行することで、空間完成度の観点から再評価を行うことができます。

2-3. 申請者と認定名義について


GAD-Certificationでは、当該建築作品の設計に実質的に関与した個人または組織が、認定申請を行うことが可能です。多様な設計体制に対応しており、認定証の名義(個人・法人・連名)は自由に複数登録することができます。登録された申請者(個人・法人・連名)は、それぞれが任意の媒体(公式サイト、作品集、履歴書、実績リスト等)で成果として表示することが可能です。

◎ 組織名の登録

認定を申請・取得する設計事務所・企業・設計部門等の組織名を登録します。デザイン監修やJV(共同企業体)、施工・構造・設備設計など、複数組織が関与する場合でも、認定を希望する組織のみが登録可能です。提出物は、社内で作成したもの、または共同企業体等から適切な許諾を得た資料に限ります。同一プロジェクトに対して複数企業が認定を希望する場合、それぞれが個別に申請手続きを行ってください。提出物の内容により、同一プロジェクトであっても評価内容・認定結果が異なる可能性があることをあらかじめご承知おきください。

◎ 代表設計者名の登録

認定申請において、当該プロジェクトの設計を主導した代表設計者の氏名を登録します。代表設計者は、建築コンセプトの策定、基本設計および意匠の統括等において主要な役割を担った人物である必要があります。登録された代表設計者名は、認定証に正式に記載され、各種媒体への表示が可能です。複数名を代表として登録する場合は、それぞれの関与領域や貢献内容を明記することが求められます。

◎ 同一組織内の設計者名の登録

同一の設計組織内で、当該プロジェクトに実質的に関与した複数の設計者名を併記することが可能です。意匠設計、構造設計、設備設計など専門分野ごとの担当者を明確にし、各自の貢献が確認できる場合、認定証に共同設計者として登録されます。これにより、チームとしての成果を可視化し、各設計者が自身の履歴や実績として活用することができます。

2-4. 言語について

 

GAD-Awardでは、世界中の建築提案・研究・実現作品を公平に評価するため、多言語による審査体制を整備しています。応募者は、自身の作品や設計意図を下記の言語で提出することが可能です。


◎ 高精度審査可能言語(High Accuracy)
以下の言語では、GAD-O独自の評価アルゴリズムおよび専門審査チームによる高精度な分析・フィードバックが可能です。世界的な使用状況に基づき、提出・国際発信・進路形成などの幅広い用途にも対応します。


英語(English) 話者数:約15億人/カバー国:約90カ国以上→ 国際標準言語として最高水準の審査精度。すべての審査項目に完全対応。
日本語(Japanese) 話者数:約1.25億人/カバー国:日本中心→ 文化的文脈や建築用語に特化した精密対応。国内評価に最適。
中国語(簡体・繁体) 話者数:約12億人/カバー地域:中国本土・台湾・香港等→ 大規模話者に対応。簡体・繁体の両方に対応。
韓国語(Korean) 話者数:約8,000万人/カバー地域:韓国・北朝鮮→ 論理構成の把握精度が高く、設計意図の翻訳精度に優れる。
フランス語(French) 話者数:約2.7億人/カバー国:約30カ国以上(欧州・アフリカ圏)→ 国際建築文化への応用に強く、多地域評価に適す。
ドイツ語(German) 話者数:約1.3億人/カバー国:約6カ国→ 建築論・空間理論に強み。構成分析精度が高い。
スペイン語(Spanish) 話者数:約5億人/カバー国:約20カ国以上(中南米・欧州)→ 国際アワードや実務提案との親和性が高い。
ポルトガル語(Portuguese) 話者数:約2.6億人/カバー国:約10カ国(ブラジル含む)→ 南米地域での展開や都市提案で活用可能。
イタリア語(Italian) 話者数:約6,000万人/カバー国:主にイタリア→ 建築史・設計理論との親和性が高い分野で精密対応。
ロシア語(Russian) 話者数:約2億人/カバー国:約10カ国以上(旧ソ連圏含む)→ 構成・構造に関する文脈理解に優れる。
アラビア語(Arabic) 話者数:約3.7億人/カバー国:約20カ国以上(中東・北アフリカ)→ 多方言体系を統一的に処理可能。文化背景も反映。
ヒンディー語(Hindi) 話者数:約3.4億人/カバー国:インド中心→ 多様な社会的提案に対応。将来的な発信力に強み。


◎ 中精度審査可能言語(Medium Accuracy)
以下の言語では、構成理解や設計の主要要素の評価が可能ですが、細かなニュアンス・抽象的表現の精度において若干の制限があります。可能であれば英語との併記を推奨します。
タイ語(Thai):東南アジア圏に対応。要点の把握に強み。
ベトナム語(Vietnamese):都市・住宅提案の基本的な文脈理解に対応。
インドネシア語(Indonesian):大規模社会提案・都市構想に利用可能。
チェコ語(Czech):主に中欧地域の表現に対応。簡潔な構成に最適。
ポーランド語(Polish):社会課題系の構成提案に対応可能。
フィンランド語(Finnish):環境・持続可能性系の提案理解に強み。
スワヒリ語(Swahili):東アフリカ圏の基本提案に対応。
アムハラ語(Amharic):エチオピア圏の社会的建築提案に対応可能。

◎ 審査非対応の言語・表現形式
以下の言語・記述形式では、審査・評価の精度を担保できないため、対応しておりません。
先住民語(例:ナワトル語、マオリ語など)
人工言語(例:エスペラント語、トキポナなど)
古代語(例:ラテン語、サンスクリット語)
スラング・強い口語表現・非構造的言語

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Chapter.03 |  Apply

                             応募

3-1. 応募の流れ

 

GAD-Awardへの応募は、毎年8月1日をもって当該年度の応募締切日とし、それまでに提出された全作品を対象として、年内に審査・認定を実施します。すべてオンラインにて受け付けており、年間を通じて随時応募が可能です。提出順に従い、順次審査・認定が行われるため、特定の応募期間を待つ必要はありません。

  • 応募期間:前年8月2日から本年8月1日までに提出された作品が、当該年度の審査対象となります。

  • 応募締切:毎年8月1日(日本時間23:59まで)

  • 審査期間:応募締切後〜年内(11月末までに審査結果通知予定)

※応募受付は翌年度分として8月2日以降も継続しています。提出日によって対象年度が切り替わりますのでご留意ください。


① 提案書様式[必須提出物]を記入する。

② 提出データ[任意提出物]を準備する。


③ 提案書様式および提出データをデータ転送サービスでURLリンクを作成する。
提案書様式とすべての提出データを、以下いずれかのサービスで1つのフォルダにまとめてください:
 ・データ転送サービスはギガファイル便、WeTransfer、Dropbox、Google Drive などを推奨とする。
 ・有効期限7日以上でダウンロード可能な状態に設定すること

④ 公式サイト応募フォームから提出する。
 ・GAD-Award公式サイトの応募フォームにアクセス。
 ・フォームに基本情報を入力し、作成したURLリンクを添付する。
 ・審査料の支払い手続きを完了する。
 ・応募完了。

3-2. 提出物 

 

GAD-Awardでは、提案の多様性と表現形式の自由を尊重し、さまざまな提出資料を任意で受け付けています。ただし、すべての項目を網羅的に提出する必要はなく、提案の建築的価値が適切に伝わることを最も重視しています。

たとえば、空間構成や設計思想の明確さを示したい場合には図面・パース・構成チャート等、構想の社会的背景や価値判断を伝えたい場合にはコンセプト文・提案書・リサーチ資料、設計プロセスや構造的検討を示したい場合にはスケッチ・検討記録・模型写真、技術的精度や表現力を伝えたい場合にはCG・動画・3Dモデルなどの資料が有効です。

資料の提出にあたっては、量よりも**構想の意図をいかに明確に伝えるかという「伝達力」や「構成の一貫性」**が重要となります。複数の資料を組み合わせることで、提案の全体像がより明瞭に審査側へ伝わり、評価の精度も向上します。

各プロジェクトの特性に応じて、最も効果的な資料構成を選定してください。資料選定に迷われた場合は、事務局までお気軽にご相談ください。適切な提出方針をご案内いたします。

【必須提出物】
■ 提案書 Excel 様式 or PDF 様式( 必須 )


◎ 提出者情報

提出の目的:構想・提案の設計に実質的に関与した個人・組織を明確に記録し、認定証の発行名義(個人名・法人名・連名)を正確に設定するため。フィードバック送付、問い合わせ対応、広報掲載時のクレジット表記にも使用されます。


◎ 計画概要

提出の目的:提案の基本情報(プロジェクト名・想定敷地・用途・想定規模・提案時期など)を定量的に整理し、審査における文脈把握や評価軸設定、将来的なアーカイブ化のための記録保持に資するものです。


◎ 提案文章[作文]

提出の目的:構想の背景、建築的課題、設計意図、構成の工夫、社会的・環境的視点などを文章として言語化し、空間・形態・素材・構造・都市的意味・倫理的視点といった多様な要素を統合的に伝えることを目的とします。

【任意提出物】

◎ CG写真や動画( 任意 )

提出内容:提案段階で作成されたビジュアライゼーション(静止画/動画/アニメーション)。空間性・光環境・構成の明瞭化・概念伝達などに有効なCG資料。
評価項目:空間の理解力、構想の伝達力、視覚的完成度、メディア表現の質
提出形式:JPEG、PNG、MP4、MOV、GIF、BIMビューアURL、ナレーション付き動画など

◎ 模型写真や動画( 任意 )

提出内容:マススタディ模型、形態・構造模型、プレゼン模型など、構想の検証過程を示す資料。
評価項目:空間検証の深度、模型構築技術、提案内容の具現性
提出形式:JPEG、PNG、MP4、MOV、スライド形式可(スケール表示が望ましい)

◎ BIM・3Dモデル( 任意 )

提出内容:空間・構造・素材構成などの3次元検証を目的とした3Dデータ。提案の整合性や情報統合性の補足資料として任意提出。
評価項目:設計情報の一貫性、構成精度、空間構造の整合性
提出形式:RVT、IFC、SKP、3DM、MAX、BLEND等

◎ 検討資料や定例資料( 任意 )

提出内容:構想段階でのスケッチ、アイデアノート、ゾーニング、動線計画、構造案比較、フィージビリティ検討、ワークショップ記録等。提案に至る思考の軌跡や設計の論理を伝えるもの。
評価項目:設計思考の可視化、構想の妥当性、試行錯誤の過程、協働性
提出形式:PDF、JPG、Word、PowerPoint等
 

◎ 計画図面・スケッチ(任意)

提出内容:配置図、平面図、断面図、立面図、パース等。スケッチや図解、アイソメトリック、概念図など自由形式の表現も含む。
評価項目:空間構成力、構造的理解、提案の具体性、視覚的整合性
提出形式:PDF、JPG、DWG、DXF、JWW等

◎ 使用言語について
提出資料は、GAD-Certificationで対応する高精度審査言語に準拠してください。
詳細は【1-2. 認定対象の対応可能言語】をご参照ください。

3-3. 応募費用

 

GAD-Awardは、費用なしですべての企業や個人が参加可能です。

 

すべての応募作品は無料で審査され、受賞結果および総評、受賞作品の公式公開が行われます。なお、個別のスコアチャート、専門家コメント、分野別評価、改善点提案を含む詳細なフィードバックを希望される場合は、GAD-Certification〈建築竣工部門〉との併用応募をご検討ください。GAD-Certificationでは、有償にて精密な審査分析レポートおよび認定証の発行が可能です。

 

GAD-Awardは、建築文化の広域的な可視化と普及を目的とした無償の国際アワード制度として運営されています。

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Chapter.04 |  Evaluation

                             審査

4-1. 審査の流れ

 

GAD-Awardでは、すべての応募作品に対し、構造化された5段階の審査プロセスを通じて、客観的かつ多面的な評価を実施します。各ステップは、応募者の意図と成果を的確に把握し、評価結果に透明性と再現性をもたせるために設計されています。

① 基本情報登録・データ紐付け 所要期間:数日程度
Registration and Data Linking
応募者によって提出された提案書および補足資料から、以下の情報をデータベースに登録・管理します。
・応募者情報
・認定カテゴリー
・建築作品の基本情報(名称、規模、用途、地域、竣工年など)
また、提出形式の不備や判定不能項目の有無を事前にチェックし、審査に適したデータ構造を整備します。

② 要素分析 所要期間:2週間程度
Proposal Content Parsing
提出された各種資料(提案書、図面、模型写真、CG、動画等)を対象に、以下の2軸で前処理分析を実施します
・提案要素:設計構想、空間構成、機能配置などの建築的内容
・表現要素:プレゼンテーション、視覚的伝達、構成方法などの表現技術
これらの要素が、どの程度の密度・頻度・表現強度で含まれているかを、自然言語処理(NLP)と画像解析により定量化します。

③ 特性分析 所要期間:2週間程度
Design Trait Mapping
STEP 2と同様の提出資料に対し、提案・表現に内在する設計特性を抽出・数値化します。対象となる特性には以下のようなものがあります:
・創造性(Creativity)
・論理性(Logical Coherence)
・技術性(Technical Skill)
・社会性(Social Impact) など
提案要素・表現要素・各要素間の関係から、これらの特性がどの程度含まれているかを構造的にモデル化し、客観的に可視化します。

④ 相対評価 所要期間:1週間程度
Objective Benchmark Evaluation
要素分析および特性分析の結果を、過去の認定作品を含む評価データベースと統合し、相対評価を行います。
・提案・表現のすべての項目について順位づけを実施
・注力分野や得意領域を明示
・設計者が有する内在的な能力や価値傾向を数値的に可視化
これにより、作品ごとの特徴や設計者の個性を定量的に把握できます。

⑤ 定量評価 所要期間:2週間程度
Quantitative Scoring and Ranking
要素分析・特性分析・相対評価の結果を統合し、以下の内容についてスコアリングとランキングを行います:
・世界・地域・組織ごとの順位算定
・提案要素、表現要素、各種特性の総合スコア
・特定分野での顕著な能力や価値観の抽出と定量評価
これにより、単なる合否だけでなく、どの分野に強みがあるかを明確に評価します。

⑥ 詳細分析図書の作成 所要期間:2週間程度 ※GAD-Certificationに参加の場合
Comprehensive Feedback Report
すべての提出作品に対して、個別の**詳細分析図書(フィードバックレポート)**を作成・発行します。
・定量評価を基にしたグラフ・スコア分布の可視化
・分析結果に対する定性的な評価文の構成(総評・分野別講評)
・類似事例の提示(先行建築、建築家、書籍、論文等)
これにより、作品の建築史的・国際的ポジションを明示し、今後の学習・設計活動に活用できる資料とします。
※本レポートは認定証とは別に発行され、外部公開は行いません。

⑦ 認定証の作成 所要期間:2週間程度 ※GAD-Certificationに参加の場合
Certification Issuance
認定証の発行は、GADOが定める国際基準に基づき、絶対評価によって合否を決定します。
・単一の最優秀評価ではなく、提案・表現・特性の各項目ごとに複数認定を実施
・特出する分野や能力に対して、分野別認定を明示
これにより、単なる序列でなく、建築的能力の多様性・個性を重視した柔軟な認定が可能となります。

4-2. 審査期間

 

GAD-Awardの審査は、毎年8月1日の応募締切後に開始され、12月1日までの約12週間をかけて順次実施されます。
この期間中、提出作品に対して多角的な審査プロセスが行われ、年内に受賞結果が発表されます。

審査期間:8月1日 ~ 12月1日(全工程合計:約12週間)

審査は、AIによる定量分析と専門委員による定性評価を段階的に統合しながら進行し、公平かつ高精度な専門的な評価と判定を行います。

4-3. 審査員と評価体制

 

GAD-Awardは、建築設計における提案力と表現力を多角的かつ客観的に評価するため、専門性と公平性を兼ね備えた審査体制を構築しています。

◎ 評価基盤システム:GAAS(Genius Architect Assessment System)

本認定制度の根幹には、GADOがAI技術をもとに開発した独自の評価システム「GAAS」が導入されています。

Jury On-board : Genius Architect Assistant System(GAAS)
Jury Benchmark :GAAS-1G-Version.2
Sense of value :World standard

Renewal Fiscal Year :2025/06/01

 

◎ 審査員

GADOの懸賞制度部の社員及び役員が、評価基盤システムを用いて複雑な審査プロセスを進行します。

◎ 審査委員長

GADOの会長、日本人建築評論家兼建築家であるYusuke Shimizuが、評価基盤システムを開発設計、モデル構築、審査プロセスを監督します。

GAD-Certificationの審査体制は、AIによる精密な分析と、建築評論家兼建築家の監修の統合による、世界でも類を見ないハイブリッド型の認定評価モデルです。公平で信頼性の高い評価体制を通じて、建築文化の透明性と国際的接続性を推進してまいります。

データを分析する人
Transparent Geometric Objects_edited_edited_edited.jpg

Chapter.05 |  Certification

                             受賞

5-1. 受賞作品の決定

 

GAD-Awardでは、すべての応募作品に対して、GADOが構築する国際的な評価データベースとの相対比較に基づく多次元・多角的な審査を実施します。本審査では、建築デザインにおける提案内容、設計思想、空間構成、構造的統合、環境対応、社会性などを、GADOが定める評価基準に従って分析・評価します。

各作品は、評価分類コードごとに設計特性や設計者の傾向を抽出・解析され、世界基準スコア(国際平均値)との比較により、各軸での達成度が定量的に判定されます。そのうえで、GADOが設定する評価基準を満たし、本年度の応募作品群の中で最も優秀であると認められた作品が、受賞対象として選定されます。

5-2. 認定番号

 

GAD-Awardの受賞作品には、GAD-Certificateと同様に、統一形式の認定番号(認定記号)が付与されます。
この認定記号は、評価分類・設計傾向・取得スコア・世界基準スコア・評価対象件数を体系的に示すものであり、設計者の特性と設計達成度を視覚的かつ定量的に伝える国際的な建築評価指標となります。


表記例:
◎ GAD-Award〈竣工建築部門〉 WS-HD-1293/568[635491]

WS:審査基準コード(Works Standard)
HD:認定分類コード
1293:取得スコア(多軸評価による加重合算値)
568:世界平均スコア(該当カテゴリーの国際平均)
[635491]:認定時点での評価対象作品数(累計)

​この認定番号は、受賞証明書(賞状)にも記載され、公式記録としてGAD-Oのウェブサイトや年次レポート等に掲載されます。そのため、応募者は本認定記号を、提案資料、履歴書、広報媒体、職能証明など、幅広い場面で客観的評価の根拠として社会的に活用することができます。

5-3. 受賞作品の照会ページ

 

GAD-Awardでは、受賞作品および受賞者に関する情報を、GAD-O公式ウェブサイト上の**照会ページ(Awarded Works Listing)**にて公開・閲覧できる形式で整備しています。本ページは、アワードの透明性と国際的信頼性を担保するとともに、受賞歴の社会的活用と建築設計者の評価履歴を世界と接続する仕組みです。


◎ 掲載内容

照会ページには、受賞者の同意に基づき、以下の情報が掲載されます。

  • 受賞作品名およびプロジェクト概要(匿名掲載可)

  • 受賞者名、所属事務所または企業名(匿名掲載可)

  • 認定番号(例:GAD-Award〈建築竣工部門〉 WS-HD-1293/568)

  • 評価概要(主な評価項目、達成度の高い設計特性・表現内容など)

これらの情報は、履歴書、ポートフォリオ、公共調達書類、アワード応募資料等において、客観的な評価記録として引用・活用することが可能です。



◎ 検索機能

照会ページでは、以下の条件に基づく検索・絞り込み機能を提供しており、多角的な受賞実績の閲覧が可能です。

  • 認定番号、受賞者名、プロジェクト名による直接検索

  • 設計分野別(住宅、文化施設、リノベーション等)のフィルタリング

  • 評価軸別(創造性、技術性、社会性等)によるランキング表示

  • 国・地域別の検索

この機能により、GAD-Awardの受賞実績が建築専門領域だけでなく、社会全体との知的接続のインフラとして活用されることを目指しています。

◎ プライバシーと掲載同意

掲載はすべて受賞者の明示的な同意に基づいて行われます。匿名での掲載、または氏名・所属情報など一部非公開とする対応も可能であり、プライバシーの保護と公開性の両立が図られています。

 

受賞歴の社会的発信と個人情報保護の両面を尊重した運用を行っていますので、ご不明な点がある場合は事務局までご相談ください。

5-4. 書籍出版

 

GAD-Awardでは、受賞作品を建築文化の知的資産として記録・継承することを目的に、年次書籍および記録媒体による出版・発信を行っています。本制度における書籍掲載は、単なる受賞結果の記録にとどまらず、受賞作品の設計的価値・評価分析・社会的意義を多角的にまとめた国際的な建築年鑑として位置づけられます。

◎ 書籍の構成と内容
年次で刊行されるD2C型オンデマンド書籍の出版は、以下のような構成で編集されます。

・受賞作品一覧(作品名、受賞者、認定番号、評価軸別スコア)

・優秀作品の詳細分析(図面、写真、講評、評価チャート等)

・年度別の審査傾向と社会的考察(編集委員によるレポート)

・審査統計(GAASによるスコア分布・傾向分析・評価データ)

この書籍は、建築文化の動向を記録する年次アーカイブとしての性格を持ち、教育、研究、審査・企画の場で幅広く活用されます。

◎ 書籍掲載の意義と活用

GAD-Awardにおける書籍掲載は、受賞作品を長期的かつ学術的に記録する公的出版活動です。

  • 受賞者にとっては、自身の設計思想と成果を国際的に証明・発信する公的資料として活用できます。

  • 建築教育機関にとっては、実際の評価済作品を教材として利用することで、教育資源としての質的向上が図れます。

  • 公共機関・事業者・建築賞関係者にとっては、信頼性の高い外部評価の根拠資料として参照・引用が可能です。


◎ プライバシーと掲載同意

書籍への掲載は、すべて受賞者の同意に基づいて行われます。匿名での掲載や、一部非公開(氏名・組織名等)の希望にも対応しており、プライバシー保護と記録性の両立を尊重しています。

受賞作品は、記録にとどまらず、未来の建築文化と社会との対話を促す知的資源として、広く国際社会へ発信されます。

5-5. その他の各種手続き

 

GAD-Awardでは、受賞後のアフターサポートとして、賞状や公式ウェブサイト上の掲載情報に関する各種手続き(再発行・記載内容の訂正・記録の更新等)を受け付けています。これらの手続きは、受賞情報の正確な管理と継続的な社会的活用を支援するために設けられており、受賞者のキャリア形成や公的活用を促進する一環となっています。

◎ 賞状の再発行

受賞証明書(PDF)を紛失または破損された場合は、以下の情報をもとに再発行申請が可能です。

  • 受賞者名または登録メールアドレス

  • 審査番号または認定記号(例:GA-AW-2025-HD-1293/568)

  • 本人確認資料(法人の場合は代表者確認資料)

再発行は原則としてPDF形式で無償対応いたします。印刷版をご希望の場合は、別途有償にて対応いたします。



◎ 掲載内容の訂正・修正
氏名、プロジェクト名、所属などに表記ミスや変更が生じた場合には、訂正申請を受け付けています。
申請はメールフォームまたは受賞者専用ダッシュボードより行い、内容確認後、修正済の受賞証明書を再発行いたします。

◎ 作品の再提出・再審査(Update Entry)

以下の場合には、同一プロジェクトに対する**再提出・再審査(更新申請)**が可能です。

  • 受賞後に増改築・用途変更等が行われ、設計意図が大きく変化した場合

  • 初回提出後に再構成・再評価を希望する場合

  • GAD-Certificationとの連携により、より詳細な分析・記録を希望する場合

再提出では、過去の受賞記録を保持したまま、新たな評価結果を併記・統合する形式がとられ、新たな認定記号が付与されます。


◎ 記録の保持と更新
GAD-Awardにおける受賞証明は、恒久的にGADデータベース上に記録・保存されます。受賞後に設計内容や評価指標の更新を希望する場合には、GAD-Certificationとの連携によって再評価と有効性の更新が可能です。

◎ 手続きの申請方法

各種手続きは、GAD-Award公式サイト内の**「受賞サポート申請フォーム」**より随時申請いただけます。
手続きにかかる所要時間、費用(該当する場合)、必要書類等は、申請内容に応じて事務局より個別にご案内いたします。

Process.02 |  About the Certification

                            応募

2-1. 応募方法
GAD-Certificationへの応募は、すべてオンラインで受け付けています。年間を通じていつでも応募が可能で、提出された順に審査・認定が行われます。特定の応募期間を待つ必要はありません。


■ 応募の流れ
応募フォームにアクセス

基本情報を入力
 ・氏名/所属/国・地域/連絡先
 ・応募区分(Built Work/Proposal/Student Work)

作品資料のアップロード(PDF形式)
 ・ガイドラインに沿って作成されたPDFをアップロードしてください。
 ・補足資料(任意)がある場合は、後述の形式で提出可能です。

応募費用の支払い
 ・クレジットカード、PayPal、銀行振込のいずれかでお支払いください。

確認メールの受信
 ・提出後24時間以内に、受付完了メールと受付番号が自動送信されます。

※一度提出した内容の修正・差し替えはできません。ご提出前に内容を必ずご確認ください。

 

 


2-2. 応募費用

■ 費用の合計と各内訳(明細表形式)
費用項目        金額(税込)        説明
登録料        ¥5,000        応募作品の登録および受付管理費用
審査料        ¥15,000        GAAS評価および専門委員による審査費用
認定証発行料        ¥10,000        デジタル認定証および認定情報管理費用
合計        ¥30,000        (税込/1作品あたり)
※支払方法:クレジットカード、PayPal、銀行振込(※手数料は応募者負担)
※原則として返金は対応しておりません。
※複数作品を提出する場合は、作品ごとに費用が発生します。

■ 支払方法
 ┗ クレジットカード(VISA、Mastercard、AMEXなど)
 ┗ PayPal
 ┗ 銀行振込(国内外対応/振込手数料は応募者負担)

■ 支払期限
 ┗ フォーム提出後○日以内、または提出と同時に支払が必要

■ キャンセル・返金ポリシー
 ┗ 原則返金不可
 ┗ 書類不備による受付不可時の再応募案内の有無

■ 請求書・領収書の発行
 ┗ 自動送信PDF/法人対応可など

■ 注意事項
 ┗ 応募は1作品あたりの料金(複数提出時は追加料金が必要)
 ┗ 同一人が複数の分類で応募する際の加算方法

2-3. 提案書ガイドライン
GAD-Certificationでは、すべての応募者に対し、提出作品の形式に一定のガイドラインを設けています。これは、審査の公平性・客観性・分析の正確性を担保するためのものであり、以下の要件に従ってご提出ください。

■ 提出形式・ファイル仕様
【必須提出データ】
・形式:PDF(プレゼンシート)
・提案の構想、表現、空間構成、プレゼンテーション全体を対象に評価を行います。
・PDFのサイズ・ページ数・文字サイズ等の制限はありません。
・設計提案に合わせて自由なフォーマットで制作してください。

【任意補足データ】
補足資料は、以下の形式で提出可能です(提出は任意)。審査時により高度な分析を行うために活用されます。
対応形式
・PDF、JPEG        図面、模型写真、レンダリング等の静止画像
・MP4        動画・アニメーションプレゼン
・DWG、DXF、3DS、SKP、3DM、PLN        CAD/BIM/モデリングデータ
・PPTM、URL、RARリンク等        外部リンク資料、クラウド上のポートフォリオ等

※任意データは1作品につき複数提出可。審査対象の中心はあくまでPDF提案書となります。
※ファイル容量に制限は設けませんが、データ転送サービスの仕様に準拠してください。
※全ての提出ファイル名は、「メールアドレス_作品タイトル」の形式で命名してください。例: example@email.com_Mountain Retreat.pdf
※区切りには半角アンダースコア( _ )を使用してください。
※一つの設計提案に複数ファイルを提出する場合は、作品タイトルの末尾に 1, 2, 3… と番号を付けてください。
※メールアドレスおよびファイル名の記載がないファイルは審査対象外となりますので、十分にご注意ください。

■ 提出内容の構成要素(参考)
提出資料の記載内容に厳密な規定はありませんが、以下の要素を適宜組み合わせて構成してください。審査では、構想の明確性・空間性・社会性・創造性など多角的な観点から評価が行われます。


設計解説文(Design Statement)
・ 背景、課題設定、基本方針、空間構成、社会的視点、持続可能性など
図面類(Visual Drawings)
・配置図、平面図、立面図、断面図、動線図、構成図、断面パースなど
・スケール、凡例、注釈を明記し、視認性に配慮してください
コンセプトスケッチ・ダイアグラム
・構想プロセスや空間思考を表す図解、相関図、アイソメトリックなど
レンダリング・模型写真(任意)
・最終的な空間イメージを視覚的に補完する素材として有効です
補足情報・参照リンク(任意)
・外部サイト・動画・オンラインポートフォリオ等のURLやQRコード

■ 使用言語について
提出資料は、GAD-Certificationで対応する高精度審査言語に準拠してください。
詳細は【1-2. 認定対象の対応可能言語】をご参照ください。

Chapter.01
Chapter.02
Chapter.03
Chapter.04
Chapter.05

GAD-Oについて

法人理念​

組織構成​

会長挨拶​

役員一覧​

法人規則

プライバシーポリシー

​コピーライトポリシー

対外連携について​​

協賛及び後援

取材依頼

審査依頼

​講演依頼

設計会社との協業連携

教育機関との協業連携

建築協会との連携

学生団体との連携

GAASについて​

GAASモデル構造

研究活動報告

GAD-認定証​​​

設計者の資格制度

GAD-認定建築士​

GAD-認定設計士​

​GAD-認定建築学生​

設計作品の認定制度

GAD-認定建築[竣工部門]​

GAD-認定建築[構想部門]

​GAD-認定建築[学生部門]

GAD-建築賞​​​

設計者の建築賞

GAD-建築士賞​

GAD-設計士賞​

GAD-建築学生賞​

設計提案の建築賞

GAD-建築賞​

GAD-構想建築賞

GAD-学生提案賞

GAD-デザイン監修​​

施主との監修契約

公共建築物

民間建築物

個人建築物

プロセス別のデザイン監修

基本設計監修

実施設計監修

施工監修(監理とは異なる)

​竣工後監修(ポストレビュ)

​Yusuke Shimizu​​

エッセイ

学生時代について

設計活動について

評論活動について

Zenkoku Kenkomi​ Professional Site National Architectural Design Institute, National Architectural Student Award, National Architectural Student Representative Meeting, National Kenkomi Executive Committee

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